1226soba1.jpgいよいよ年末。クリスマスや忘年会やらで、最近食べ過ぎて体重計に乗るのがコワイ……という方はいませんか? しかし! 年末年始もお休みでゴロゴロできる環境の上に、おせちやお雑煮と、誘惑はまだ続きます。

食への誘惑が多いこの時期に積極的に食べたいのが、お蕎麦。お蕎麦は奈良時代から食されていたというから、1500年以上も愛されてきた、まさに日本の伝統食! それでいて手軽に食べることができるお蕎麦は、精製しない穀物ということもあり、たんぱく質やビタミンを始めとした栄養素が豊富なうえにヘルシー、と良いことづくしなんです。

■お蕎麦に含まれる栄養素がすごい!

お蕎麦には、お肌にも欠かせないたんぱく質が12.1%と、白米の9.2%と比べ3割も多く含まれます。アミノ酸価も鶏卵を100とすると、白米は65に対し蕎麦は95。おまけに食物繊維も白米の2.5倍。

さらに、お肌を保護したり、イライラを防いだりしてくれるビタミンB1にビタミンB2やビタミンE、カリウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラルも豊富。どの成分も白米の4〜5倍を含んでいて、お蕎麦は卵や牛乳に続いて完全栄養食とも言われています。

■お蕎麦に含まれるルチンで健康に!

お蕎麦といえば忘れてはいけないのがルチン。ルチンはポリフェノールの一種で抗酸化作用や美肌、血糖値・血圧・コレステロールの降下作用も。穀物の中でルチンが含まれるのは、お蕎麦だけなんだそうです!

■栄養を吸収しやすい効果的なお蕎麦の食べ方

そんなお蕎麦、おすすめの食べ方は、すだちやゆずを絞ること! ルチンはビタミンCと同時に摂ることで相乗効果がでシミ・しわ・たるみの予防にも効果的なのだそう。加えて、ビタミンB群やルチンは水溶性で茹で汁に溶けだしてしまうので、蕎麦湯も忘れずに飲むのが◎

気になるお蕎麦のカロリーですが1食160g(茹で蕎麦)で、約211キロカロリーと、多くのの栄養素を含んでいるのにも関わらず、低カロリー!

味気ない市販のダイエット食に頼るなら、お蕎麦の方がお腹もいっぱいになるし、経済的で、しかも美味しい! 忘年会続きでちょっと太ったなと感じたら、お蕎麦でヘルシーに体を調整してみてくださいね。

1週間そばダイエット,江戸蕎麦 一香庵

photo by Thinkstock/Getty Images

(若松真美)

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