自然治癒力を高めるチャンス! 薬に頼らない風邪の治し方

■風邪をひいたらすぐに風邪薬!……と思っているひとは要注意。「風邪をひく」というのは体の防衛反応。「体内に悪いものがあって、それを出そうとしている状態」と考えられています。鼻水や痰、熱など、風邪をひいたときに出るものは薬で無理に抑えつけずに、どんどん出すことを心がけた方が、早く治ることもあります。風邪薬というのは、ウイルスを殺す薬ではなく、風邪の症状を緩和する薬です。薬を飲むと、体が本来もっている防衛反応を弱めてしまう傾向に。「どうしても休めない! この場を乗り切らなくてはいけない!」というときに、一時的な症状の緩和を目的に飲む程度が望ましいですよ。

■風邪をひいたらガッツリ食べる! は間違い!?「栄養をたっぷりとった方がいい」とよくいわれますが、これは「たくさん食べる」という意味ではなく、これは「栄養価が高く、消化のよいものを少量とる」のがベター。「消化」は人間の生命活動で一番エネルギーを使う活動です。消化器官を休ませることで、その分、回復力を高めることができます。なので、肉や乳製品など消化に負担がかかるものをたくさん食べてしまうと、逆効果になってしまうことも。食欲がなければ、無理に食べる必要はありません。果汁などで水分と栄養素を補給して、たっぷり睡眠をとることで、回復を早めましょう。「ホリスティック(Holistic)」の語源は、「全体(Holos)」や「健康(Health)」「癒す(Heal)」。風邪を引いたら風邪薬、頭痛には頭痛薬……と対処療法的に治すのではなく、体を「全体として捉え、その根本原因を探ります。「人はひとりひとり違う(Bio Individuality)」という考え方をベースに、古今東西の理論を組み合わせ、本来持っている自然治癒力を高めていくアプローチです。大切なのは、自分の体の声をちゃんと聞いてあげること。心も体も元気にして、忙しい年末を乗り切りましょう![BIO ART NYC]photo by Thinkstock/Getty Images
text by太田あや(Aya Ota)―――――――――――――――――――――――――――――――――――BIO ARTS NYC, INC.代表ニューヨーク在住。米国代替医療協会認定ホリスティック・ヘルス・コーチ。コロンビア大ティーチャーズ・カレッジで統合栄養学のサーティフィケートを取得。ニューヨーク大学大学院のメディア・コミュニケーション分野で修士課程修了。メディア・IT業界での豊富な経験と、食・健康に関する専門知識を組み合わせ、教育・情報発信事業やコンサルティング事業を展開。ライター&リサーチャーとして食・健康・環境などを専門に執筆実績も多数。ホリスティック・ヘルス・コーチ資格取得講座>>
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