字幕アリで初心者も安心! 笑いあり涙ありの、大人のための伝統人形劇「文楽」とは?

■文楽クイズ!※()に入るものを考えてみてください1)文楽は( )業の技といわれる2)文楽は約( )世紀前からの歴史をもつ3)文楽は( )人で人形を操るさて、みなさん、わかりましたか?それではクイズの解説とともに文楽のいろはをご紹介します。文楽は、「三業の技」といわれ、太夫、三味線、人形遣いの三つの芸能が融合し生まれました。義太夫節の創設者、竹本義太夫が、近松門左衛門とともに、大阪道頓堀の西寄に、竹本座を開場。同世代の庶民の恋愛や事件を描く『曽根崎心中』のヒットのおかげで広く人々に親しまれるようになった、約300年にわたる歴史をもつ芸能です。
■三つの芸とは?



答え合わせ!1)三業の技2)三世紀(300年)前3)三人正解は……3つとも「三」でした!
■舞台機構床、盆、手摺・・・聞きなれた単語ですが、文楽では特有の意味があります!舞台上手にせりだしている太夫と三味線弾きが演奏する場所を「床」。床の中央にある小さな廻り舞台のようなもので、太夫と三味線弾きが、この上にのり、くるりと廻って登場・退場する「盆」。人形遣いの下半身を隠し、客席から人形の足が地面についているように見せるための装置を「手摺」といいます。
■文楽入門!文楽公演情報

「12月文楽鑑賞教室」【社会人のための文楽鑑賞教室】日時:2012年12月7日(金)・14日(金)18時30分開演(20時50分終演予定)演目:「靭猿(うつぼざる)」 「解説 文楽の魅力」「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)」会場:国立劇場 小劇場料金:3,800円(全席一般)詳細はこちら>>お申し込みはこちら>>
text by 神森 真理子(かみもり・まりこ)―――――――――――――――――――――――――――――――――――パリ大学で映像・アートビジネスの勉強をし、松竹(株)に入社。ベルギー・フランス生活を通じ、「日本文化の活性化」という生涯の目標を見出し、現在は日本文化の伝道師として、日本文化・食・アートの魅力を発信するイベント企画・プロデュース・執筆・講演などを多数手掛ける。日本を学ぶ大人の学校「和塾」世話人。+ART CLUB/「食とアートの会」主宰。「銀座なでしこ会」幹事。ワインコミュニティ「OWL」主宰。フードアナリスト1級・ワインエキスパート・利酒師。【ブログ】神森真理子の『食を!アートを!日本文化を!楽しもう』。【連載】日本酒を楽しむスマホマガジン「酒ゼミ」にて日本酒コラム執筆中!【監修】現代ビジネス:安倍昭恵「対談『日本の食』を考える」
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