120704NEWSamazake002.jpg暑さにあたって体調が悪い……そんな時、あなたなら何を飲みますか? 栄養ドリンク剤、あるいはサプリメントでしょうか? いえ,ちょっと待ってください! そんなときこそ、甘酒」です。 え!? 甘酒なんて冬の寒いときの飲み物でしょう? たしかに、スキー場とかお正月に飲んだ記憶がありますが、江戸時代にさかのぼると、甘酒は夏の飲み物に数えられ、夏の季語でもあるんです。 医学の発達していない当時、暑さを乗り切るためのサプリメントとして、甘酒は、夏バテした人々に活を与えてきたのです。吸収率の良いビタミンやアミノ酸類が含まれている甘酒は、いわば「飲む点滴」とまでいわれ、甘酒売りは夏の風物詩でもあったそうです。 120704NEWSamazake001.jpg
みなさんおなじみの森永の「甘酒」 じつは、「冷やし甘酒」まであるそうですよ!
その後、様々な栄養ドリンクが生まれたので、存在が薄くなってしまった甘酒ですが、近年の「麹ブーム」にのって、またまたその価値が見直されてきています。 そんな現代によみがえった甘酒、知れば知るほど奥深く、夏バテ解消のみならず、アンチエイジングやデトックスにも効果絶大なのです! たとえば、麹を扱う酒蔵の杜氏の手が白くてきれいなことはよく知られていますね。甘酒に含まれる麹酸には、メラニンの生成を抑える作用があり、シミなど肌トラブルの元となる活性酸素を消してくれるという、美白効果があるのです。これは紫外線の強くなるこれからの時期、ありがたいことですね。 また、頭皮のアンチエイジング効果もあって、髪の色つやを良くしたり、白髪の発生を抑えてくれたりもします。そして,甘酒の豊富なビタミンB群は、肌、髪や粘膜を保護してくれるので、エアコンなどによる夏の乾燥からも守ってくれるのです。 そんないいことずくめの甘酒ですが、まだ冬の飲み物と思っている人には、こんなドリンクはいかがでしょうか? 120704NEWSamazake003.jpg
発泡濁り酒風カクテル
<レシピ> 甘酒(ストレート)大さじ1と2/1 日本酒      大さじ4 ソーダ水(無糖) 適量 氷        適量 <作り方> ミキサーにかけた日本酒と甘酒を、氷を入れたグラスに注ぎ、ソーダを注ぐ。 現代によみがえった甘酒はこんなにもスタイリッシュ!
また、本格的な甘酒を!という人には、さまざまな発酵食品が揃う、発酵食堂「豆種菌」や、ひなびた商店街のたたずまいも楽しめる、玄米甘酒とおからマフィンのお持ち帰りカフェ「せたがや縁側cafe」など足を運んでみてはいかがでしょうか? 古くから日本に伝わる甘酒は、海外でも「ジャパニーズヨーグルト」として、その栄養価を評価されている発酵食品なのです。この夏は、もっと生活に甘酒を取り入れて、美と健康をゲットしましょう!
text by 松田朝子
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matuda_p.jpg旅行作家・トラベルジャーナリスト。日本旅行作家協会所属。旅と女性のよりよい関係を追求することから、国内外のアンチエイジング、ビューティーなどを研究。女性旅行作家たちのサイト「女性の旅研究会」管理人。著作「旅先だとどうして彼は不機嫌になるの」(自由国民社刊)