120202NEWSyr01.jpg冬は、夏に比べると日の出が遅く、日の入りが早くなるため自然と太陽の光を浴びる時間が減りますよね。そうすると「陰気になる」「沈んだ気持ちになる」という方は少なくないのではないでしょうか。冬になると日照時間が特に短くなる北欧の人々は、夏と冬では別人のようになるといわれているほどです。 また、ライフスタイルや住環境の変化で、私たちが受ける自然光の量が確実に減少しているのをご存知ですか? 明るい光を浴びる機会が少ないと、体内リズムは乱れ、不眠やイライラなどさまざまな症状を引き起こす場合があるほど、心理的に私たちは光の影響を受けています。 そこで、自然のリズムに合った快適な光を生活の中に取り入てみてはいかがでしょう? 自然光にあたる機会を増やすのは難しくても、お部屋のライトを使って、体内リズムの乱れが癒され、昼間とプライベートの時間にメリハリをつけることができるんです。 仕事の効率アップにも繋がると嬉しいですよね。 ポイントは2つ。まずは、一日の太陽の光色変化に合わせて、お部屋の照明の光色を変えてみましょう! ポイント1: 朝日はやわらかな黄白色の光ですね。その後、日が高くなるにつれて光は青白く変化し、夕方になると赤みがかったオレンジ色に変わります。 この様に、太陽光は時間帯によって光が変化して見えます。この光の色の変化によって、活気・陽気・情熱・躍動・寒暖・くつろぎ・落ち着き・安らぎなど人間の心理はさまざまな影響を受けます。一般的に、昼の青白い光は活動的な心理状態になり、夕方の様なオレンジ色の光はくつろいだ気分になることが知られています。仕事の後、リラックスしたいプライベートタイムには、明るさを抑えて、夕日に近いやさしい光でお部屋を演出することをおすすめします。 120202NEWSyr02.jpg 次に、「光は上から照らすもの」という固定概念を変えましょう。 ポイント2: 照明の位置をいろいろと変えると、そのときの気分に合った心地よい空間が生まれます。 例えばリラックスしたいときは天井を暗くして、低い位置にスタンドのあかりを灯すと安らぎと落ち着きを感じ、ゆったりとしたくつろぎ空間になります。反対に、活動的な緊張感が必要な時間帯や状況では、天井灯など高い位置で、上から下へ照らす照明が活動的な開放感を感じさせます。 光の位置がなぜ人の心理にこのような作用をおよぼすのかは、自然の状態での太陽光の高度変化の影響が考えられています。この様に、昼間は上から下への光、夕方から夜にかけては低い位置からの光が私たちにとっては自然で快適なんですね。これなら、すぐにトライできますよね。 自然の光に合わせた健康的なライティング術で、活き活きとした毎日を送りましょう!
text by 山口麻希子
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
yamaguchi02.jpgHeadstarts代表 / インテリアデザイナー / リラクゼーションプランナー 数々の商業施設やホテル・スパ・サロン・レストラン・医療機関・個人宅などのインテリアデザインに加え、リラクゼーションイベントの企画デザインを行う。また、都会で働く女性に向けた、「リラクゼーション勉強会」を開催中。都会の中に、心をうるおすオアシスとなるような空間をデザインしている。
Face book>>