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パートナーとの絆を深める女性のための幸せなセックス講座part2 〜愛を深めるセックスって?〜

パートナーとの絆を深める女性のための幸せなセックス講座part2 〜愛を深めるセックスって?〜

Q:そもそも、セックスレスになってしまうのはなぜでしょうか?パートナーと付き合いたての頃は、『テストステロン』とうホルモンが男女ともにたくさんでます。それが落ち着いてくると、だんだんと安心して『プロラクチン』という、どちらかというと性欲はなく、授乳中にでるようなホルモンが出てきます。なので、ホルモンバランス的にも、最初の燃え盛るような性欲がなくなっていくのは、仕方のないことです。誰だって、ときめきみたいなものは徐々に減り、安心感へと変わっていくものですよね。セックスレスにならないためには、できるだけ2人の関係に新鮮味を保つよう、努力するしかありません。その方法のひとつが、"相手とのセックスを最高のものにする"ということだと思います。Q:カラダの相性が合う・合わないというのは、実際にあるのでしょうか?人間も動物ですから、相手の匂いや肌触りに惹かれるというのはあります。体型体格の相性もないとはいえないです。身長差や体重差が極端にありすぎると、セックスしにくいということはありますし、性器の大きさや傾きなども多少は関係します。ただ、仮に相性の問題があるとしても、私たちは必ずしも最初からカラダの合う人とセックスするわけじゃないですよね? 好きになった人とセックスするわけです。もし、カラダの相性がさほど良くないなと感じた場合は、相手とコミュニケーションをとりながら腰の傾きを変えるなど、お互いが無理なく気持ちいい体位を探していけばいいんです。その中で信頼関係や絆が育まれていきます。一回目よりもセックスがどんどん良くなっていくわけですから、2人の関係も長続きするでしょうし、セックスレスも避けられますよ。Q:相手を喜ばせるためにはどうしたらよいでしょうか?自分の快感をさし置いて、相手を喜ばせたいという女性も多いですよね。一番良いのは、"プレイを合わせること"だと思います。プレイというのは、"相手が刺激的だと感じる雰囲気を演出すること"です。男性は、最終的には自分ひとりでも気持ちよくなることが可能なので、相手を満足させるにはテクニックよりも、彼が興奮するシチュエーションをつくることがいちばん効果的です。Q:相手にどんなシチュエーションが好みか、素直に聞いてみればいいんですね?恋愛映画やテレビドラマなどを見ながら、ああいうのはどう?って話してもいいでしょうし、ショッピング中に、どういう服装が好みかというのを聞いたっていいですよね。調査のため、周りの男性の意見を聞いてみたところ、意外と男性は女性にテクニック的なものは求めてないんです。Q:逆に自分が達する"オーガズム"がわからない女性もまだまだ多い気がしますが?まず、マスターベーションをまったくせず、相手とのセックス以外で自分の性器に触れる機会がないという女性は、オーガズムを感じることが少ないでしょうね。男性と普通にセックスしていて、たまたまオーガズムに達するのは、すごく稀なことだと思います。一般的には、若いときにオーガズムを感じた人ほど、そのあとも感じやすいカラダになるといわれます。たとえば30歳までオーガズムに達したことがなく、ある日突然イケるかというと、その確率はとても低いといえます。Q:では、30代を超えてオーガズムに達したことがない人はどうしたらいいのでしょう?近道は、やっぱりマスターベーションですね。ちなみに、オーガズムに達したことがある人は、ぜったいに『イッた』とわかるものなんです。だから、『気持ちいいけど、これってイッたのかしら......?』くらいの感覚しかない人は、本当のオーガズムにはまだ達していません。残念ながらまだ未体験ということになります。とにかく、まずはカラダにオーガズムを学習させることから始めてみましょう!Q:マスターベーションでは感じるけれど、男性とのセックスではオーガズムに達しないという場合もありますよね?ひとりのときは誰にも気を使わず、何の緊張もないからでしょうね。でも、セックスだと相手がいるので、シャワー浴びてないからどうしようとか、早くイカないと悪いなとか、妊娠しちゃったらどうしよう......など、女性はあれこれ考えがちです。そして、女性はこうした雑念が浮かぶと、感じにくくなってしまうものなのです。精神的な不安が、カラダにてきめんに出てしまうんですね。ですから、相手とのセックスでも自分を開放できるようになると、オーガズムにも達しやすいでしょうね。Q:男性の中には、相手の女性の快感に無頓着な人もいるのでは?確かに、自分の快感ばかり考えている男性も多いですね。逆に、オレがイカせてやるというような傲慢なタイプもいます。でも、そうした男性は結局、セックス以外でもそういう人格なのです。自分の性欲を満たすことや、征服欲を満たすために女性を利用しているわけですから。だからこそ、女性も相手をうまくおだてて、自分のいいようにもっていくべき!もともと男性は、性欲に操られているような存在ですから、その部分も含めて『かわいいな』と思えるような相手じゃないと、女性は損しているような気分をどうしても拭えないと思います。相手のセックスの良くない部分も含めて愛せるか――。それが究極的には、男性選びのバロメーターにもなるのかもしれません。Q:女性は、オーガズムには達せなくても、好きな相手とセックスできているという幸せ感で、満たされることもありますよね?それを、『サティスファクション』と呼んでいます。好きな相手と肌を重ねて幸せだな〜という満足感で良しとしている女性も、実際多いですね。女性は受け身である性質上、セックスで毎回オーガズムに達する人は少ないと思います。だいたい1割以下でしょう。ですから、イケないからダメなセックスだというわけでは決してありません。この人とセックスができて幸せだと感じられる相手であり、状況であってほしいですね。Q:30代を過ぎて子どもが欲しいと思っている女性も多いかと思うのですが、妊娠しやすいセックスはあるのでしょうか?妊娠しやすい"体位"はあります。正常位でフィニッシュし、その後、腰の下に枕を置いて、骨盤を上げて精液が流れ出ないようにしてください。そこから最低30分、その姿勢を保ちます。また、女性にも快感があったほうが子宮が精子を吸収しやすいので、クリトリスを刺激してオーガズムを得るというのも、妊娠したい人にはオススメです。感じやすいカラダになっておくのは、妊娠のためにも実は良いことなんですよ。Q:病気のこともやっぱり気になります......。女性はとてもデリケートなので、性病になったらどうしよう......などと、精神的な不安が何かひとつでもあると、感じなくなってしまうものです。そういう不安を始めにちゃんと相手に伝えて取り除くことは、自分のカラダを守るためだけではなく、いいセックスをするための必須条件でもあります。そのためにも、当然ですが、コンドームなどの避妊具は予防のために必ずつけてくださいね。Q:最後に、"愛を深めるセックス"とは、どんなものでしょうか?セックスって、好き合ったふたりがするもの。始めから相性がいい人なんて、そうそういません。相手のことを愛しているからこそ抱かれたいと思うわけですから、相性は二の次で当たり前。その上でいいセックスをするためには、ふたりの信頼関係が絶対に必要なのです。そのために日頃のコミュニケーションが大切! お互いに気持ちよくなれるよう相手のことを思いやって、2人にとってのいいセックスを見つけていくことが、関係自体も深めていくのではないでしょうか。愛のあるセックスとは、お互いにしっかり向きあえる信頼関係のあるセックスだと思います。教科書では教えてくれないけれど、とても大切なセックスという愛情コミュニケーション。パートナーとの絆をより深めるための女性目線のセックスについて、もっと詳しく知りたい! という方は、ぜひ、宋先生の最新刊『幸せな恋愛のためのSEXノ―ト』をチェックしてみてくださいね。パートナーとの絆を深める女性のための幸せなセックス講座part1はこちらから>>(構成/文:山本貴緒)宋美玄著書『幸せな恋愛のためのSEXノート』ポプラ社定価:1,300円(税別)詳細・ご購入はこちらから>>

今回お話を伺ったのは......宋 美玄(ソン・ミヒョン)さん1976年兵庫県生まれ。産婦人科専門医、日本性科学会会員。大阪大学医学部を卒業し産婦人科医となる。川崎医科大学で講師を務めた後、ロンドンにて胎児超音波の研鑽を積む。現在は、多くの女性の診察にあたりながら、正しい知識の啓蒙活動にも励む。オフィシャルサイト:こちら>>

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