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女性職人の和LOHASな暮らし編集部厳選!心とカラダに効くお店老舗酒造「福光屋」が追求する金沢の”美しさ”酒蔵から生まれた天然の美容液「コメ発酵液FRS」

伝統美にモダンテイストをー加賀友禅模様師 辻 恵子さん

友禅は、400年以上の歴史をもつ日本屈指の染め技法。公家文化と共に発展した京友禅とは一線を隔し、加賀友禅は武家文化の中で育った落ち着いた草花模様が特徴です。

辻恵子さんは、そんな歴史ある加賀友禅の模様師。

「友禅に興味があったわけでも着物が好きだったわけでもなかったのですが、学生時代にたまたま加賀友禅の工房に見学に行き、”何でこんな繊細な絵がにじまずに描けるの“と感激して、そのままこの道に入っ ちゃったんです(笑)」

それから10年余り。中町博志氏の工房で修行を重ね、その後独立。現代女性を意識したモダンなデザインを描く模様師として注目されるまでに……。

「模様師はデザインを描くのが仕事ですが、着物が完成するまでには糊屋さん、蒸し屋さん、染屋さんなど、いろいろな職人さんの手が必要になります。そういった伝統技法は今後も守っていくべきだと感じていますが、ただ引き継ぐだけではダメだと思っています。着物もファッション。私を含め、今の女性たちが着たいと思える着物を作ることも大切だと思っています」

そう語る通り、辻さんの着物は、従来の友禅のイメージとはひと味違う現代風センスが光っています。

 
加賀友禅模様師 辻 恵子さん

辻 恵子さん
現在、230名ほどいるといわれる加賀友禅模様師の一人。高校卒業後、加賀友禅・中町博志氏の工房に入門し、5年前に独立、模様師となる。さまざまな工芸展に作品を発表しながら、個展なども開催。趣味は茶道とジョギング。着物が似合う魅力的な女性です。

加賀友禅模様師 辻 恵子さん
1. 虫食いまでも描く草木模様などの伝統技法を活かしつつも、ご自身で色を調合し、モダンな作品に仕上げます。
2. 加賀五彩といわれる藍、臙脂(えんじ)、黄土、草、古代紫を基調とした絵具。
3. 加賀友禅は刺繍などをほどこすきらびやかな京友禅とは異なり、すべて手描き絵。


武士が愛した加賀毛針を今にー【加賀毛針】目細由佳さん(目細八郎兵衛商店)
【加賀毛針】目細由佳さん(目細八郎兵衛商店)

目細由佳さん
20代目、目細勇治さんの元へ嫁ぎ、毛針職人となる。希少伝統工芸の伝承者として、実演や体験学習などを行っているほか、毛針を利用したアクセサリーなどを作成。

■SHOP DATA
目細八郎兵衛商店
石川県金沢市安江町11番35号 TEL:076-231-6371 
営業時間:9:00〜19:00 定休日:日曜 
http://www.meboso.co.jp

 

生活必需品であった針の店として1575年に開業。糸が通しやすいよう針穴を細長くしたことが人気となり、“目細”という名字を授かったという歴史をもつ目細八郎兵衛商店。

由佳さんは、その20代目に当たる勇治さんの奥様であり、“加賀毛針”の職人でもあります。

「加賀毛針は、武士が針の先を曲げて鳥毛をつけ、鮎釣に使い始めたことから生まれたといわれています。通常の針と違って返しがないため、釣るのはむずかしく、当時の武士にとって釣りは、精神集中や武道の鍛錬の場だったようです」と 由佳さん。

「そんな歴史ある毛針を作ることに誇りを感じていますが、多くの方に知って欲しくて、今ではアクセサリーとしてアレンジしています。どれも鳥毛で作るロハスな作品なので、女性の方におすすめです」


【加賀毛針】目細由佳さん(目細八郎兵衛商店) 【加賀毛針】目細由佳さん(目細八郎兵衛商店)
由佳さんの作品。毛針には20種類以上の鳥毛が使われ、鮎用の毛針だけでも1000種類ほどバリエーションがあり、それを組み合わせてアクサセリーに。 毛針を作る専用の道具。これらも今では日本文化を伝える貴重品です。


桐工芸を私目線でアレンジー【桐工芸】岩本歩弓(岩本清商店)

岩本歩弓さんは岩本清商店の5代目。初代は、桐火鉢に使う銅製の“落とし”を作っていたそうですが、その後、桐火鉢や桐工芸を扱うように。

「金沢の桐火鉢は、桐表面を焼いて磨いた独特の焼肌と、錆(漆と砥の粉を混ぜたもの)で盛り上げた“肉上蒔絵”が特徴ですが、火鉢が使われなくなったため、今は工芸品が中心です」と歩弓さん。

一度は東京に出て出版社で働いていましたが、桐の良さに気づき、3年ほど前に彼と一緒にUターン。

「桐は軽くて、優しいぬくもりがあります。今風にアレンジすれば若い人たちにも受け入れてもらえると思い、私のアイデアを提案してみたんです。父は経験もない娘にあれこれ言われて嫌だったようですが(笑)、“私目線”の新しい作品も少しずつ増えています」



【桐工芸】岩本歩弓(岩本清商店) 【桐工芸】岩本歩弓(岩本清商店)
歩弓さんデザインのトレー。金沢の銘酒も一層美味しくなりそうです。 “肉上蒔絵”は、今も金沢に残る職人さんに注文して製作。繊細で可愛らしい絵柄が魅力です。
 
【桐工芸】岩本歩弓(岩本清商店)

岩本歩弓さん
家の手伝いをしながら、出版社に勤務した経験を活かし、金沢のおすすめ店を紹介した「乙女の金沢」(中央公論社)の執筆にも参加。金沢文化の広報役としても期待されている。

■SHOP DATA
岩本清商店(工房)
石川県金沢市安江町15番43号 TEL:076-231-5421
営業時間:10:00〜18:00 定休日:火曜
http://www.kirikougei.com


福光屋 kome-hacco.com 和 LOHAS BEAUTYを訪ねて、金沢へ


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