正月疲れの肌と体に、日本の伝統にチャレンジ!
ちょっと過ぎてしまいましたが、1月7日の七草がゆはみなさん食べましたか? これは中国から伝わった行事で、無病息災を願い、お正月に豪華な食事や多量の飲酒などをして負担のかかった胃を休めて体の調子を良くしよう、というもの。「七草」は地域によって若干の違いはあるものの、セリ、ナズナ(ぺんぺん草)、オギョウ、ハコベラ(はこべ)、ホトケノザ、スズナ(かぶ)、スズシロ(だいこん)が主流のようです。
この時期に引きやすい風邪対策として喉や咳に効果があるオギョウや、ビタミン不足になりやすいこの時期にビタミン豊富なスズシロなどを、昔の人がチョイスしている点には驚きです。質素だけど体にとても優しい理想的な組み合わせだし、もちろんお粥にすることで消化も良く、疲れた胃も大喜び。生活の知恵ってすごいですね。
現代人はなかなかこんな質素な食事を摂る機会は少ないと思いますが、カロリー過多になりやすいお正月のあとにはもってこいのメニュー。塩粥なんて味気なくて病気の時でも食べたくない……なんていう方でも、梅肉を混ぜてみたり、ちょっとチーズを振りかけたり、リゾットみたいな洋風の味付けをしても効能は同じ。ただし、古来から1月7日は獣蓄(家畜)などの殺生を行わずに七草を食べる、という説もあるので、お肉を入れるのは控えて下さい。胃腸を休めるつもりがさらに酷使することにもなってしまうので……。
また、美容的にもビタミン豊富な七草は、乾燥しがちなお肌にツヤを与えてくれるはず。1月7日だけでなく、月イチくらいで習慣化してみるのもいいかも! 七草が揃わなくても、自分の好きな野菜やハーブを加えて、「最近ちょっと食べすぎ? 飲みすぎ?」なんて時に食べよう。日本の伝統にチャレンジしながら、少しだけ自分流のアレンジをしてみると、意外とクセになっちゃうかもしれませんよ。
(TEXT:鞠子 裕己)







































