第二のSARS発見!? どうやって防ぐ?
中国・浙江省温岭市第一人民医院と中国軍事医学科院が共同で設立した臨床研究センターによると、急性呼吸器感染症の子どもの痰278例から新種ウイルスを検出したという。このウイルスは、WUポリオーマウイルスと呼ばれるものの一種で、アメリカの遺伝子保存機関にサンプルが収められ、発見者の名前を取って「CLFF(中国林峰第一株)」と名付けられた。
WUポリオーマウイルス自体は今年5月、すでにアメリカとオーストラリアで子供の呼吸器分泌物から発見されているが、アジアでは初めて。アメリカ等で発見されたものとは遺伝子配列が少し異なるようだ。世界保健機関(WHO)によれば、子どもの呼吸器感染症の病原ウイルスのうち、10~39%は未解明のままであり、新型ウイルスが発見されることは十分考えられるとのこと。ある報道によれば、このCLFFは「02~03年のSARS以上に強い感染力がある」とか。
こういった重症化する感染症はどのように防げばいいのか。国立感染症研究所 感染症情報センターにかつて掲載されたSARSの予防に関する記述を読むと、「患者の早期検知と即時隔離と、接触者の自宅隔離(検疫)以外には、特に有効な予防措置はない。一般的呼吸器感染症の予防策として手洗い、うがい、マスク着用、体力や免疫力の増強をはかる、人混みへの外出を控えるなどがあげられる」と書いてある。要するにコレといった予防法はないということね……。
ちなみに、今流行中の感染症といえば、インフルエンザ。忘年会、新年会、初詣などで混み合う場所に出かける機会が多いこの時期、インフルエンザ予防のためにマスクと手洗いうがいを忘れずに。って、当たり前すぎてごめんなさい!
(TEXT:安楽由紀子)







































