値崩れ? アニヤのエコバッグのその後
覚えていますか、2ヶ月前のアニヤ・ハインドマーチ・エコバッグ戦争。定価2100円のコットンバッグに徹夜で並ぶ人が出て、対応に混乱した店員と客の小競り合いが起き、あげくの果てにはネットオークションに10倍以上の値がついて続々出品されたという……。「地球を守りたい」というブランドの善意がウラ目に出てしまい、ちょっぴり痛いニュースとして報道されてしまったのでした。
そんなアニヤのエコバッグ、最近はどうなんでしょうか。某オークションサイトをのぞいてみました。
検索すると、まだたくさん出品されています。でも、明らかに発売直後に比べ、閑散とした感じがします。2ヶ月前はリアルタイムで値がどんどんつり上がって行ったものですが、今はほとんど動きません。
しかも! 2000円、3000円、よくて5000円台の価格帯がほとんどです。2ヶ月前は20000円以上したのに……。
「よし、買うなら今だっ」と思い、出品情報を詳しく見てみたら、「日本限定色」なのに発送は「海外から」となっている。ナゼ? さらに、その出品者の過去の評価コメント欄を見てみると、どうも中国からの発送らしい。アッ、それはもしかして……!?

※写真はイメージです。本文とは関係ありません。
不思議なことに、落札した人のコメントを見ると怒っている人は少ない。むしろ、真剣に怒っている人に対しては「KY」という冷ややかなツッコミすら感じられます(画面から受けた筆者の印象)。つまり入札する人はいろいろ考慮した上で、大人の判断で入札しているようなのです。そう思えない人は気をつけたほうがいいです。
ちなみに、憧れブランド、エルメスのエコバッグ「シルキーポップ」も出品されていました。正規店では品薄状態らしい。並行輸入品なのか、日本発売額より20%ほど安かったりします。お買い得です。念のため書いておきますと定価は15万8550円です。550円で別のエコバッグを買って、15万8000円は寄付した方がいいような、というのは庶民の意見です。
こうして見ると、いったい“エコバッグ”の“エコ”ってなんだろうと考えさせられます。そんなにブランドのエコバッグが好きなら、ブランドのショッピングバッグ(要するに紙袋)を繰り返しボロボロになるまで使い倒したらいいのでは。これぞ究極のエコバッグといえるのではないでしょうか。ネットオークションにはブランド紙袋も1枚100円程度で出品されています。すごい。
ブランドは 骨の髄まで 再利用。
(TEXT:安楽由紀子)







































