フランスは「水」商売の激戦区!
「水」商売といっても、もちろん本当の水、ウォーターのことですが、輸入ミネラルウォーターの約80%と圧倒的なシェアを持つのが「フランス」。そう、フランスは「ミネラルウォーター大国」なのだ。皆さんが聞いたことのあるミネラルウォーターの銘柄は、ほとんどがフランス産のはず。
エヴィアン、ボルヴィック、コントレックス、ペリエ、ヴィッテル……。
しかも日本の基準よりはるかに厳しいEUによるミネラルウォーターの基準を通過しているものばかりだから、良質であることは間違いない。フランスでは、ミネラルウォーターの源泉の周囲を「保護地区」として、建物などの建築が規制までされているそうだ。
こんなに有名どころが揃ってしまうとさぞ激戦だろうと思うが、今のところ世界NO.1のシェアはエヴィアン。確かにこれらの中では一番飲みやすいが、かなり安くなっていたりするので、なんとなく効果も低いのでは? と思って調べてみると、他の銘柄にも引けを取らないミネラル量と、治療効果まで認められている。だてに世界NO.1ではない。
でも、女性に人気なのは、コントレックスだろうか? 「痩せる水」なんてコピーが雑誌を賑わせていたが、特有の成分「サルフェート」というものが腸を活性化し、便秘にも効果があり、利尿作用もある、というから全くの嘘ではないのだ。ただし、個人的感想だが、オイシイとは言えない……。
また、飲料水だけではなく、温泉水タイプの化粧水でも有名どころは全てフランス。
アベンヌ、ソワン・ドー、ユリアージ、エヴィアン……。
これらはフランス政府が「治療効果のある温泉」と認可している、というお薬レベルの「水」である。お肌の弱い方はもちろん、洗顔後の水道水除去や、スキンケア前のお肌の柔軟など、プレ化粧水としてもかなりハイレベルな「水」たちだ。私はいつもこれらを交代で愛用しているが、最近は使用感がサラッとしているソワン・ドーがお気に入り。
全体に共通しているのは「ミネラル分が豊富」ということだが、現代人はとかくミネラル分が不足しがちで、疲労感がたっぷり漂っている気がするので、ジュースやコーヒーの回数をちょっとだけ減らして、安価で良質なミネラルウォーターに変えてみると、「元気なニッポン」になるかもしれない。
(TEXT:鞠子 裕己)
鞠子 裕己のブログ「コスメコンシェルジュの道」
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