イケる占いとイケない占いの違いとは?
自分をセコいなあと思うのは、元カレとの相性を知るために買った占い本で、新カレとの相性を調べてしまうときだ。なんというか「男の数/12(or13)星座」で、男の数が増えるほど、元をとったような気になってしまう。お星さま…こんな私に幸せは舞い降りるのでしょうか。
腹の底から満足できる占いと、なんとなーく不完全燃焼で終わる占いがある。これをイケる占い、イケない占いと名づけよう。なにが違うのか? 察するに、イケる占いとは「過去」「性格分析」「未来」のブレンドが絶妙なのだ。
過去とは、最近仕事で大きなチャンスがありましたねとか、20代前半のころ大きな別れを経験していますね、ってやつ。性格分析は、おっとりしているとか、口ベタで周囲から誤解されやすいとか、まぁ、そんな感じだな。
この2要素においてのみ、私たちは占い師の実力を知ることができる。「そうそう!」「あたってる、あたってる!」という気持ちよさがないと、占いへの期待や信頼が高まらない。燃えてこない。
この土台があってはじめて、未来の占いが生きてくる。自分の本質をわかってくれる人であり、過去を見通せる力のある人の言葉を素直に聞く気になる。未来へのアドバイスは、彼氏や上司の説教の5,000倍ありがたいものになるわけだ。
3要素のバランスが悪いと、イマイチ乗れない。このサジ加減が占いでイクための必須条件といえよう。
最近ブームの石井ゆかりは、このあたりがバツグンだ。「過去」と「性格分析」の緻密なる占いを通して、私たちは彼女の信奉者となり、「未来」の占いは、体のすみずみまで行きわたる。こういう人が人生に一人いてくれると、毎日が格段に楽しくなる。
石井ゆかりの月刊・週刊占いいわく、我がおうし座は「愛情関係については、 特に5月、関係が深まりそうです」。深まるんですね。嗚呼、楽しみだ。
(TEXT:平瀬菜穂子)
平瀬菜穂子が担当する「こちら文化情報検究所」もご一緒にどうぞ
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