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2008.12.22
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ライフスタイル

気軽に楽しみたい、現代アートのススメ


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お気に入りのアートを、家の中に飾って楽しむ

「ステキな趣味だとは思うけれど、それはあくまでおしゃれなセレブのライフスタイル。私には無縁」なんて思っている人は多いのではないでしょうか? しかし、意外にもアートは、気軽に楽しむことができるのです。
そんなアートの楽しみ方を、様々なかたちで提案しているのが、現代アートの総合ポータルサイト「東京アートクロス」です。

様々なアート情報を提供する「東京アートクロス」

2008年7月、「東京アートクロス」が立ち上がりました。このサイトは、アートニュースや、アートイベント、ギャラリーインフォメーションなどを厳選して提供する現代アートの総合ポータルサイト。アートに興味はあるけれど、どこに何を見に行けばいいのかわからない、という人のために、様々なおススメ情報を紹介しています。

なかでも、このサイトのユニークな点は、ウェブというインタラクティブなツールを最大限に活用していること。イベントに行った人がその場で送ってくれた投稿写真や、専門のライターの感想を見ることができるので、行ってみたいイベントやギャラリーを確実に探すことができます。また、めったに覗くことのできない海外のアートフェアや展覧会の様子なども動画でアップ。日本ばかりか海外のアート事情をイチ早くキャッチできるのも特徴です。

さらにアートに興味が出てきたら、同時代の作家作品を実際に購入することも。将来的には、ギャラリーのプラットフォームとして、アートの一大モールになることを目指す「東京アートクロス」では、将来有望な作家作品を手頃な価格で提供しています。
ラインナップは厳選済みなので、現代アートを購入してみたい、という人にはいい手助けになってくれるはず。もちろん作品をウェブで確認した後に、実際に目で見ることも可能です。
この機会に、「アートを買う」という未知の体験をしてみてはいかがでしょう?




アート初心者におススメしたい、作品紹介

しかし、まったくの初心者が実際にアートを購入するとなると、どんな作品から入っていけばいいのか途方にくれてしまうはず。そこで、東京アートクロスの田畑裕子さんに、初心者にぴったりの素敵なアートとその作家を紹介してもらいました。

アートの世界を楽しむきっかけに
松浦浩之の《バニーちゃん》


田畑さんは、実際に海外のアートフェアを飛び回って作品の買い付けをしている、東京アートクロスのディレクターです。
彼女が「アートは初めて、という人に」と推すのが、松浦浩之さんの《Windy Bunny Red USE YOUR EARS》。ゲームなどのキャラクターデザインを経てアーティストになった松浦さんは、「キャラクターものが得意な、日本ならではオリジナリティがある」と、海外のアート・シーンでひっぱりだこなのだそう。1200体限定でエディションも切っているバニーちゃんは、正真正銘、世界にひとつの作品です。
「8,400円と低価格なこともあって、この作品は“アートだから”と難しく考えずに、“かわいいから買ってみよう”と購入する人が多いようです」と田畑さん。
「今後も松浦さんの展覧会は世界各国で行われるので、もしかしたら世界のどこかでバニーちゃんに出会う機会があるかもしれません。アートの世界を楽しむきっかけとするには、ちょうどいい作品だと思います」


部屋に飾って毎日楽しみたいアート
大巻伸嗣の《ECHOES Infinity》


また今年横浜で行われた、「横浜トリエンナーレ」で、横浜の歴史的名所を舞台に大量のシャボン玉を飛ばすプロジェクトを展開した大巻伸嗣さんも、注目の若手作家のひとり。
大巻さんといえば、最近では、様々な展覧会で作品を見ることのできる《ECHOES Infinity》が知られています。これは花模様を顔料で描いたフェルト地を観客が踏んで変化させることによって、観客と作品がこだまし合うインスタレーションです。
「通常は会場の床一面に展開される作品ですが、これを小さなフレームに収めてみました。華やかで、明るい作品なので、ぜひお部屋に飾って、毎日楽しんでもらいたいと思います」


今後は、日本でも注目されそう?
イギリスの女性作家、エディーナ・アシュトンさん


そして、最近田畑さんが行った、ロンドンの「ズー・アートフェア」で異彩を放っていたのが、イギリスの女性作家エディーナ・アシュトンさん。
「会場で彼女の作品を見たとたん一目惚れをしてしまいました」という田畑さんは、本人と実際に話をしてみて、その人間的な魅力に「彼女の作品をより大切に扱わねば」と思ったということです。
「彼女は古いアンティークの壁紙を画面に貼り、その上に動物などのモチーフを描いています。今後、日本にも広く紹介されていきそうな作家さんなので、ぜひ注目していきたいと思っています」





さて「アートを持つ喜び」とは一体何なのでしょう?

たとえばそれは、「そのアーティストをパトロネージ(経済的・精神的な援助)する喜び」ということができるかもしれません。もし数十年後、その作家がピカソのようにビッグになったら、ずっと前からそのアーティストに注目していたあなたも鼻が高いはず。これこそ「アートを持つ者」の醍醐味のひとつに他なりません。

そして何よりも優れたアートは、流行に左右されるファッションと違って、次世代へと受け継がれていく永続性を持っています。愛着を持って買った作品を大切に飾って楽しむ行為は、その人の日々の生活を豊かにしてくれるはず。もし「ブランド品はもう卒業」と思い始めているのなら、本物のアートに目を向けてみませんか? それはあなたの心に自由で新しい価値観を芽生えさせ、一生あなたを楽しませ続けてくれるでしょう。



集められた募金は、アジア日本相互交流センター(ICAN)のアジアの子どもたちを支援するプロジェクトに役立てられます。
● 40円でノートが1冊提供できます。
● 8万円で平和活動を1回おこなうことができます。
● 20万円で校舎が1つ復旧できます。



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取材・文/木谷節子
アートライター。現在、 「ぴあ」 「Men’s JOKER」 「GOETHE」、ウェブサイト「artgene」 などで、アート情報を執筆。展覧会音声ガイドなどの執筆も多数。















































《Windy Bunny Red USE YOUR EARS》
松浦浩之
8,400円(税込)
>>詳細をみる
《ECHOES Infinity Seoul 10》
大巻伸嗣
126,000円(税込)
>>詳しくみる
《ECHOES Infinity Seoul 09》
大巻伸嗣
126,000円(税込)
>>詳しくみる
エディーナ・アシュトン
※参考作品
エディーナ・アシュトン
※参考作品







アジア日本相互交流センター(ICAN)とは?
国籍や環境に関係なく、全ての人が価値と尊厳を感じられる社会を目指して、1994年からフィリピンの人たちといっしょに活動しているNPOです。
避難生活を余儀なくされている紛争地の子どもたち、さまざまな理由から路上生活をおこなっている子どもたち、先住民族の貧しい子どもたちなど、「すべての子どもたちに教育を」をスローガンに、危機的状況にある子どもたちと「ともに」おこなう教育プログラムを実施しています。
「『バナナの島』を平和にしよう!」プロジェクトは、フィリピン・ミンダナオ島の人々を支援する活動で、紛争による避難民への緊急支援や破壊された学校の修復などの平和活動をおこなっています。40円でノートが1冊、8万円で平和活動1回、20万円で校舎が1つ復旧できます。一人ひとりのできることを集めてミンダナオ島を平和にしましょう!
(画像は、修復された村の校舎と喜ぶ子どもたち)
>>>詳しくはこちら



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