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【ネイティブインディアンの聖地・セドナ】セドナ〜闇
文・写真:TO-RU
セドナを訪れた理由のひとつのスウェッドロッジを体験することがあったの。スウェッドロッジというのは、ネイティブアメリカンに伝わる神聖な儀式。円形の布で覆われたテントに10数人で入り中心に真っ赤に焼かれた石を置き、それに水をかけその蒸気の熱さと暗闇の中で歌い、そして祈りを捧げ日常の自分自身を見つめ直すというもの。その熱さっといったら尋常じゃないのよね。もともとサウナが苦手の私にとっては本当に苦痛だったわ。途中で何度も逃げ出そうと思ったくらい。でもここで逃げ出したら男が廃る?と思いこれもオネエのど根性で最後まで頑張ったわ。意味の解らない英語にあわせて大声で歌うと、なぜか不思議と熱さが気にならなくなりナチュラルハイな気分になったわ。ちょっとしたトランス状態というのかしら。脳にアドレナリンが放出されるのを感じました。
心身共に極限に追い込まれた時、開眼するという話をよく聞くけど、まさに追い込まれ『何かに目覚め繋がる』ということを初めて経験したワタクシでした。
ほとんど放心状態のまま約1時間半の儀式を終え、表にでて天空を眺めると本当に星が綺麗だったわ。ただその時私がその場から感じたエネルギーは『憂い、哀しみ』でした。どうしてかしら?と魂を研ぎ澄ましてみると、それはそこに住む『ネイティブアメリカンの人達』の『それ』でした。アメリカの歴史の中で黒人に対する差別の学んである程度知っていたものの『ネイティブアメリカン』に対する迫害の歴史は全く知りませんでした。自分たちが生まれ育った故郷を追われ、住所もない居住区に追いやられ教育もままならない環境、ドラッグと犯罪の繰り返しで光が閉ざされた世界。
『セドナ』は元来ネイティブアメリカンの神聖な大地であり、部族の長や格の高いシャーマンしか足を踏み入れることが出来なかった場所、それが今白人達が土足で入り込んで『ヒーリングスポット』『高級リゾート地』等と持ち上げお金儲けの道具にしている。そんな状況を先人達はどう思っているのかしら?もちろん時代の流れはあると思いますがその辺を個々に意識して『セドナの神聖なエネルギー』を感じなければ何の意味のないのではと思いました。2000年という時代、私達は色々な意味で試されているのかもしれません。





