文:松尾たいこ
北欧系もアジアンリゾート風もいいなと思うんだけどひとつに決めるとそれに縛られそうなので、何風って感じじゃなくって自分たちが落ち着くものを選びたいなと思ってる。アトリエと生活の場が一緒だから、少しゆるいぐらいの空間が居心地がいいなあ。
よく行く家具屋さんは目黒のアクメ(ACME)。あとは、アメリカの昔のお部屋を集めた画集など眺めたり。色とかきれい。なんかピカピカした新品よりも少しレトロで温かい感じの家具やインテリアに惹かれるみたい。うちにある古木を使ったちゃぶ台なんて、4回引っ越したけど、どの家にもしっくりとくるのがすごいなあと思う。足が太くてどっしりしててリビングにかかせない存在。
古木を使ったダイニングテーブルは昨年引っ越した時にIDEEで購入したもの。いい感じに丸みを帯びた渋めの色の木の肌ざわりが気持ちよくって、すごく考えて買ったからずっと大切にしたいな。
それと、旅が大好きなので各部屋いろんなところに旅先で買ったものや思い出の写真をいっぱい置いている。旅先で買うのは、フォトフレームや器など日常に取り入れられるものばっかり。
最近のお気に入りは、ロンボクで買ったサラダボウル。職人さんが作ってるところを見かけて買ったの。誰が作ったかわかると大事に使いたいなあって思う。買ったもの以外でも、インドネシアで拾った珊瑚のかけらを箸置きにしたり、沖縄の公設市場で買った夜光貝をお刺身にして食べた後、大きな貝殻を乾かしてオブジェにしたり。
家具に関しては、ゆったり暮らしたいと思ってるからそんなに多くないほうだと思う。特にリビングは、天井がすごーく高くて日差しが気持ちいい作りだし、スクリーンで映画を観たり犬たちを思いっきり遊ばせるスペースなのでものはかなり少ない。
自然をいつも感じていたいなあと思ってるから観葉植物はたくさんあるかな。階段の踊り場には小さなグリーンをいっぱい置いてて、仕事の合間に階段に座ってぼーっとするのが好き。でも、リビングが前の家よりも広くなったのでいま置いてるソファだけだと少しがらんとした印象なので大きな革のソファが欲しくって探しているところ。それと、モロッコやメキシコのカラフルな手織りのラグやカーペットをアクセントに取り入れると楽しくなりそう。間接照明が落ち着くので、もっとキャンドルやスタンドも増やしたい。
犬と人間がくつろげるお家が理想なので、長く付き合っていけそうなものたちにゆっくりと出会いたいなあ。
※9/26より代官山のGALLERY SPEAK FORにて、松尾たいこさんの2年ぶりとなる個展が開催されます。詳細はこちら。




