●シチリアの素晴らしさを食を通して伝えたい
シチリア料理&お菓子を勉強するためにイタリア・シチリア島に渡り、暮らして3年。シチリアの大自然に包まれながら自給自足で生活する人、家族をとても大切にする人などとの多くの出会いをきっかけに「お金では買えない豊かさ」を感じるようになったという佐藤礼子さん。
暮らすうちに、いつの日か自分の作った野菜や果物で料理教室ができたらという夢を抱き、2004年6月から滞在型のシチリア料理教室『ラ ターボラ シチリアーナ』をスタート。
「専門分野である食の世界を通じて、私が惚れこんだシチリアの素晴らしさを皆さんにも体感していただきたいと思ったんです。日本ではまだ少ないシチリアの情報を提供し、安心して旅するための手助けになればと、このツアーをはじめました」
旅の醍醐味でもある“地元の人との触れ合い”は言葉の壁や風習の違いなどもあり、なかなか難しいもの。その橋渡し役として、シチリアに住む友達に会いにいく感覚で旅ができるのも大きな魅力。宿泊地ともなる佐藤さんのお宅は、徒歩5分で海にも中心地にも行ける便利な立地、なんといっても地中海の海の青さは格別です。
●大自然のめぐみとシチリアの食文化を堪能
この大自然にはぐくまれた味の濃い野菜や果物、あがったばかりの新鮮な魚介類を使って作る伝統的なシチリア料理は、シンプルながら素材そのものの味が生きた濃厚で力強い味わいで本当においしい。
「私が教える料理教室はもちろん日本語。イタリアマンマに教わる場合にも、通訳として同行するのでイタリア語が分からなくても大丈夫です。いろいろと話をしながらレッスンは進むので料理やレシピだけではなくシチリアの食文化も学ぶことができますよ」
料理体験とあわせて楽しみたいのが、佐藤さんが暮らすトラーパニ近辺に伝わる食文化を実際に目で見て、舌で味わい…五感をフル活用できるツアー。オリーブオイル工場、ワイナリー工場、塩田見学など、より深くシチリアが体感できそう。かつて多くの民族に支配された歴史を持つシチリアには、それぞれの文化の足跡が見える建物や教会などが数多く残っていて、町並みからも文化を味わうことができます。
ツアー参加者は、リフレッシュ目的の会社員や、シチリア料理を学びにくる料理教室の先生など20代半ば〜40代半ばの女性が多いそうですが、時にはゆったりのんびり美味しいものを食べるために年配のご夫婦が参加したりとさまざま。
「シチリアの大地の豊かさと食材の美味しさ。そして見るものを圧倒させる力強い大自然。日本ではすでに忘れかけられている人間としての幸せや豊かさを体感して、そして何よりも現実を忘れてリラックスしてもらいたいですね」




