バリ4日目(3月23日) ウブド〜タンジュンべノア〜スミニャック
ガブリエルとの別れ
ガブリエルのヨガセッションも最終日。マントラは歌を歌う様に唱えられているので、日本でも自分ひとりで出来る様、彼女がしているのをビデオに撮らせてもらった。
瞑想のための部屋を清め方も教わって、マントラの順番をおさらいする。東京の自宅とウブドの大自然に包まれての瞑想では、気分が違うかもしれないけれど、呼吸法や気持ちを鎮める方法は日常の生活に役にたちそうだと思う。朝の5時〜9時の空気のクリアな時間に行うとよいそう。
今日の2時間はあっという間に過ぎてしまった。たった3日間のセッションだったが、私たちはこのセッションの中でいろんなことを話した。その間に私は彼女からいろんな大切なメッセージを受け取った。はじめて会ったとは思えないほど親身に首や腰が痛くなった時のヨガのポーズや呼吸法、マントラを教えてくれた。心がきつくなった時の浄化の方法も。私にはこのタイミングでガブリエルが必要だった。
最後に「クレンジングが必要な時に使ってね」と、ホリーウォーター(聖なる水)を作る時のためのサンダルウッドのパウダーをプレゼントしてくださった。
名残惜しい気持ちで、「次回会う時は次のステージでね」と、ガブリエルと別れた。
初めてのクラニオセイクラル
10時半からはヴィラのオーナーの水豊子さんからのクラニオセイクラルのトリートメントを受ける。
ヴィラの中でも特等席であるVilla Amartaのバルコニーから見えるアユン川渓谷は、手つかずの自然に囲まれており、いるだけで神聖な気持ちになるパワースポット。女神が宿る場所と言われているそう。
高級ホテルやヴィラでは、一般的にみんながイメージするジャングルの雰囲気をあえて作る為に、ランドスケープのデザイナーが綿密に計算してオーストラリアやジャカルタなど、あちこちからジャングルっぽい木を取り寄せて植え込んでいるという話を、前回泊まったベガワンギリエステートで聞いた事があった。徹底的に作り込まれた自然は美しい景観だとは思うが、私にとっては都会の美しい公園と同じように感じる。「人が見て美しいと感じる自然は、たいてい人の手が加わっているんだよ」と、かつて大自然の中にホテルの開発をされている会社の社長がおっしゃっていた事を思い出す。
ガヤトリ.ラグジュアリー.ヴィラでは自然がそのままの姿でそこにある。その場所に立つと心をぐっとつかまれたような気持ちになるのは女神の存在感からか?
こんな場所でマッサージをしたら、施術する側も受ける方も、最高の効果を得られるだろうと思った。そんな最高のロケーションの中、静かにセッションがはじまった。
セラピストの手によって、とても軽いタッチで(50グラム)全身をソフトに触れていく。きっちり揉んだり流したりするマッサージに慣れている私には、ただ体に触っているだけという感覚だった。
しかし脳脊髄液の流れを整えるという施術は、これまで体験したことのない不思議な感覚でふわーっと意識が遠くなっていく。現実と夢の境をさまよっているような、頭の中がふわふわする感じがした。
頭蓋仙骨のリズムを整える事によって、人の自然治癒力を向上させるというセッションは何度か繰り返して行くうちに、深いリラクゼーションを得る事が出来るようになり、自分の心の奥深い部分からの声に目覚めたりするそう。肉体の不調に対してのアプローチがそのうちに心の中のトラウマに対してのケアに繋がるという。水豊子さん自身色々な療法を体験する機会があったが、一番自身の症状にピッタリ合ったのがこの療法だったので、自分でも勉強して資格を取得したのだそう。
ヴィラでの最後のステキな体験が、水豊子さんからのセッションでした。
たった4泊の滞在でしたが、このヴィラでの数々の体験や出会いは、今後の人生に大きく影響しそうな予感がした。
水豊子さんとはクラニオセイクラル セラピー以外にも、カリフォルニアのエサレンマッサージ(西洋の様々なボディーワークや、気功、太極拳、東洋医学の考え方などを融合して生まれた、ロングストロークに特徴があるマッサージ。カリフォルニアのエサレン研究所で誕生)の話やヴィラの話など、結局話が尽きずに、ステイ先であるタンジュンベノアのヴィラまで送ってもらう事になった。
Made's Warung?(マデスワルン?)で夕食をご一緒させて頂いた後、Maya Sayang Bali(マヤ・サヤン・バリ)では食後酒を頂く。このマヤ.サヤン.バリ、店内は超モダンでスタイリッシュなのに、お漬け物やきつねうどんなど、リーズナブルで美味しい本格的な日本食が頂ける貴重なお店。レストランの後ろにはヴィラが併設されている。便利でキレイなので次回町中でステイする時は絶対にここがお勧めと水豊子さん。マヤ・サヤン・バリもオーナーが日本人で、水豊子さんと仲良しなのだとか。話を伺っていて、バリに関わる日本人の多さに驚きながら、楽しいバリの夜を過ごした。
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