バリ3日目(3月22日) ウブドにて
『ONENESS』と『ディクシャ』という言葉のシンクロニシティ
朝、ガブリエルのヨガのセッションを受ける。昨夜の感動を伝えると、
「変化の時期に来ているから物事がすべてそういう方向に進むはず。奇跡のように感じるけど決められていた事だから自然な事」
と、私の首や腰のフォローに必要なマントラをさらに丁寧に教えてくれた。
呼吸法とマントラを中心に、ウブドの大自然を眼下に望みながらのオープンエアでの深い呼吸は、生きている実感が胸の奥から湧いて来て気持ちが良かった。
この日は、彼女がドイツからウブドに移った理由や、アルサナ氏に師事したわけなどを話してくれた。ここで彼女の口から更に不思議な言葉を耳にした。
『ONENESS(ワンネス:一体感)』、『ディクシャ(霊的エネルギーの伝達)』と言う言葉。
私はバリに来る前日に『ディクシャ』という悟りを開くためのセッションを受けていた。バリに来る前に起きた突然の出来事に対して、私が混乱していた時、親しいお客様が紹介してくださったのだ。そのセッションの後にセラピストの方がくださった本のタイトルが『ONENESS』。
ガブリエルの発した言葉との偶然とは思えないキーワードのシンクロニシティに、この言葉は私に対しての宇宙からのメッセージなのだと感じた。
人とのつながりもシンクロニシティ
ヨガのセッションの終了後に、宿泊していたガヤトリヴィラの日本人女性オーナーにお目にかかる事ができた。ここでも不思議なシンクロニシティがあった。
私が今回唯一日本から予約を入れてあったスパ、Jari Menari(ジャリムナリ)(URL:http://www.jarimenari.com/index.html)のオーナーのスーザンさんとガヤトリ・ラグジュアリー・ヴィラのオーナーの水豊子さんは親友で、青山のThe Sleeping Lady(スリーピングレディ)というスパのプロデューサーとして来日したスーザンさんの通訳として一緒に来日していた事もあるという。
スパの草分けと言えるマンダラスパの創始者の一人のスーザンさんのサロンのテクニックは一見の価値があるわよと、知人のトラベルジャーナリストから強く勧められて予約を入れておいただけに、このシンクロニシティにも驚いた。
さらに水豊子さん自身も日本ではまだあまり認知度が少ないが、肉体面はもちろんのこと精神面でもかなりの効果が立証されているCraniosacral Therapy(クラニオセイクラル セラピー 頭蓋仙骨療法)のセラピストだという。同じセラピストということで話はかなり盛り上がり、翌日にセラピーを体験させていただくことになった。
アルサナ氏による驚きのマッサージ
12時にアルサナ氏のマッサージを受けるためにボディワークスセンターに向かう。
気さくに迎えてくださったアルサナ氏のマッサージはアロマオイルを 使ったもの。
とはいっても、スパのリラクゼーションマッサージとは完全に違っていた。
足からスタートするマッサージはかなり強く、足裏、ふくらはぎを下から擦り上げる強擦。もも内側のリンパ節を詰まりの箇所のみ的確に強くほぐしていく。
座骨、仙骨の周りはこれまでされた事のないほどの圧をかけて丁寧に強く押していく。
自分でいつも不快な凝りを感じていた臀部の筋肉をほぐされる。踝まわりの卵巣の反射区を強く流される。上半身に移ると背骨の両側、脊柱起立筋をぐーっと伸ばされ、ほぐされていく。
経験した事のない痛みである。
一番痛みを感じたのは、背面の腕の付け根だった。マッサージの仕事でずっと使いっぱなしで凝ったままにしておいたところだ。思わず昔出産するときに覚えたラマーズの呼吸法やガブリエルに教わったばかりのマントラを唱えながら逃れる。
アルサナ氏は背中にまたがり、大きなストロークで背中の両脇を流していく。
肩甲骨の内側をほぐすために腕を肘から後ろにグッと引き、肩甲骨に隙間をつくり更にその中に手を入れてぐんぐん崩していく。首の付け根や僧坊筋に圧をかける。
痛いのなんの。。。。
ふと気がつくと私の背中の上に立っている。足で仙骨の周りを踏む。天井に捕まっている様子はない。座骨や臀部もカラダの上方に向かって踏む。どうやってカラダの上でバランスをとっているのか謎。痛いながらもそんな事を考えながら背面の手技は終了。
前面では足からスタートし、主には腹部のマッサージ。膝を立てた状態で腹腔の四隅を圧していく。痛くて気絶しそう。ベッドの上でカラダを捻った状態で背骨をクリック、首をクリック。で、終了。
これまで20数年間、世界中いろんなところでセラピーやマッサージを受けてきた。
でも私はこれまでこんなマッサージを受けた事がない。
首にも腰にも存在感がない。痛みがない、どんな角度に首や腰を動かしても、痛む箇所は一カ所もない。
「腹部のチャクラがブロックされていたんだよ。エネルギーが流れないんだから腰や首、お腹の中が痛くて当たり前だよ。もう大丈夫、取れているでしょ。後はもっと歌って踊って人生を楽しみなさい。あなたにはそれが足りない。」
そう言ってアルサナ氏は祝福したマラという木の首飾りをくださった。
「苦しくなったり、痛みが出たらこれを使ってマントラを唱えてみて。」
「それでも痛くなったらどうしたらいいんですか?」と聞いてみたら、 にっこり笑って、「そしたらまたバリに来れば治してあげるから大丈夫だよ」と言っていただいた。
本物のヒーラーであり、ゴッドハンドに出会えたと、心から感動した瞬間だった。
軽くなったカラダでウブドの町を撮影をしながら歩いていたら、前日アシュラムで会ったサンディに偶然ばったり会った。
アルサナ氏のマッサージの話を興味深そうに聞いてくれた後に、彼女もセラピストだと聞きまたびっくり。
どんなセラピーなの??と聞いてみたら、先週終わったばかりのコース はクレニオ セィクレルというコースなのと言う。彼女が取ったコースが朝、水豊子さんから聞いたばかりのセラピーだという事にまた驚く。
私たちが出会ったのも何かの縁だからと、アドレスの交換をして別れた。バリに来てから不思議な事が続くなぁと思う。
さらに、真逆のスパへ…
前日に予約を入れておいた資生堂がプロデュースするKirana Spa(キラーナスパ)へ向かう。
ここは今回私が体験した5件のスパ、マッサージの中ではダントツのファシリティと景観の素晴らしさが特徴、日常からかけ離れたゴージャス感が売りだそう。
日本人のお客様が7割と言うこのスパでは、日本人のマネージャーが常駐し、スタッフも6ヶ月の社員研修中に英語と日本語の基本会話のマスターが必須だとの事。
20〜50代までの幅広い客層に対応出来る気配りを兼ね備えたスタッフを揃えているそう。ホスピタリティの授業の中には誘導の仕方や、室内での温度やマッサージの圧の確認の声がけの仕方、物の渡し方まで網羅しているとの事。
今回の担当はオープン当初からキラーナスパで働いていて、6年の技術キャリアを持つ
笑顔の可愛いINDRAさん。
個室のヴィラで足のトリートメントと、フェイシャルをお願いした。
技術は丁寧で優しく、刺激よりもくつろぎ重視、眺望に見合ったリラックス効果を重視しているというマネージャーの言葉通りの、ゆったり優しいお手入れだった。
マッサージを受けると、閉店まで使えると言う共通のスパスペースがあり、渓谷を眺めながらジャグジーでリラックスといったラグジュアリーな時間を過ごす事ができそう。
ただし、すごく凝っていてマッサージフリークで揉まれ好き、、、という方にはあえておすすめはしないかも…。バリでゆっくり姫気分で過ごしたい方にお勧めのスパだ。
色んな事があった一日だった。
新しくなった体の感覚を堪能しながら、夜はヴィラでゆっくり過ごす。







