緩める力と引き締める力で調和をとる アメリカで注目され、マドンナやグウィネス・パルトロウなどのハリウッドセレブたちが熱心な実践者であることから日本でも話題のマクロビオティック。興味はあるけれど、玄米菜食を基本として、肉、乳製品、卵、油、砂糖などをできるだけ控える食事法は、禁欲的でストレスがたまりそうですが……。
「お肉はダメ、甘いものは禁止と、最初からストイックになる必要はなくて、おいしく楽しく、快適な毎日を過ごすために自分にできることからはじめればいいんですよ」と、中美恵さん。
なんと心強いお言葉。でも、身土不二、一物全体、陰陽といった考え方は難しそうで、実践するには垣根が高いと感じてしまうのがホンネなんですが……。
「例えば夏って、開放的な気分になりますよね。これは『緩める力』が地球上に働いているから。つまり、緩める性質を持つ食材を摂ると、カラダが環境に適応できて楽に過ごせるんです。だから土地柄に合った旬の物を食べましょうというわけ。これが身土不二」
おもしろい! でも「緩める力」って何ですか?
「緩める性質を持つ食材を摂ればカラダも心もリラックスして緩まり、引き締める性質の食材を摂ればカラダも心も引き締まり集中力が高まります。例えば、買い物に行く前にオレンジジュースを飲むと緩むので衝動買いをしてしまい、ごませんべいを食べれば引き締まるから目的以外の物は買わなくてすむ、という具合です。食材の陰(緩める力)と陽(引き締める力)の性質を知っておくと実生活に生かせるのでおもしろいですよ」
マクロビオティックとは、自分のカラダと心、生活、社会、自然と調和をとるためのツールであり、しかもシンプルで柔軟な食事法なんですね。これなら今すぐはじめられそうです!