緑のカーテンで
夏を乗り切る
―今回の特集テーマは「エネルギー」について。岡村さんが実践されている省エネ対策などはありますか?
マンションのベランダで、よしずに朝顔とゴーヤのツルをはわせた緑のカーテンを育てています。毎日どんどん伸びていて、2m40cmあるよしず全面が緑で覆われる予定です。見た目にも涼しげだし、ゴーヤも食べられて一石二鳥(笑)。以前ラティスでもやったことがあるのですが、よしずは日光を遮るのに風は通すので、部屋の温度が本当に変わります。女性の一人暮らしには、目隠しにもなるのでオススメですよ。
また、石油や物価の高騰が続く今だからこそ、日本の職人が作る伝統的なものを見直すよい機会だと思います。石油がなかった江戸時代から続いている職人のものづくりには、気づかされることがたくさんありますね。最近、“伝説の箸”といわれている京都の職人さんが作る竹の箸を購入したのですが、これが本当に素晴らしい! しなりがよく、箸と箸を合わせるとぴったりと合い、どんなに小さなものでも上手につかめます。魚もさくっとキレイに割けますし、ごはんを口元に運んだ時の感覚が全然違う。もう、お箸を使っていないような、「ごはんと私」みたいな一体感というか(笑)。
この繊細なものづくりは、石油製品には絶対に真似のできないこと。気に入ったものは長く大切に使うし、いいものを少しずつ集めるということは無駄な買い物も減り、結果的にエコにつながる。ものを見る目を養うチャンスととらえてみてはどうでしょうか。
―9月から「オーガニックライフスタイリスト」という新しい講座がスタートするそうですが、どのような内容なのでしょうか?
「オーガニックコンシェルジュ」は、おもに食を中心に有機栽培などの正しいルールを学ぶというものですが、「オーガニックライフスタイリスト」は衣食住全般について学びます。ボディケアや食器を洗う洗剤、衣服、住まいにいたるまで、最終的には「本物を知る」教養を身につけることが目的。ますます需要の高まるオーガニックを取り入れたライフスタイルを、他の人にもアドバイスできるような人材を育成したいと思っています。

