ソニー株式会社はエネルギーへの取り組みもトップブランド。7月30日に発売された32V型デジタル液晶テレビ・ブラビアJE1シリーズは省エネ基準達成率が232%と業界でも驚くべき数値を掲げて登場しました。消費電力は年間で86kWh。2000年時の32V型ブラウン管テレビの消費電力は280kWh、3年前の同等商品では194kWh。この数字から比べても今回のブラビアが断然省エネなことがおわかりいただけるでしょう。
どうしてこんなに消費電力を抑えることができたのか。それはテレビの内部にある蛍光管をより発光の高いものを使用することで蛍光管の量が少なくてすむこと、また特殊なフィルターを採用したことで光を効率よく発することができたからです。電気代も年間 1,892円と8年前のブラウン管テレビから約4,200円もお得になります。
ソニーはグリーン電力のパイオニアでもあります。グリーン電力証書のシステムを東京電力と共同開発し日本ではじめての証書契約を結びました。ソニーグループで年間5545万kWhの契約量と、現在国内最大級のグリーン電力証書契約企業です。
今年度からはこのグリーン電力証書を通じた森林の保全支援活動にも参加しています。森林を元気にするには適度な間伐作業が必要です。人工的に植えた森林はそのままにしておくと枝が密集して根元のほうに太陽が当たりません。そこで間伐といって、不要と思われる木や枝を切る作業が必要になってきます。しかし、木や枝を伐ったら間伐が終わるわけではないのです。今度は間伐を終えたあとの木材をどこかに運ばねばなりません。秋田県ではその輸送費に頭を悩ませていました。
かねてからグリーン電力の導入に力を注いできたソニーグループは、森林とエネルギーの循環が正しく回るようにと毎年600万円の寄付を秋田県に提案したのです。このような協力のもとで、間伐後の木材は秋田のバイオマス発電所まで輸送され、発電所の燃料として安定して使うことができるようになるのです。
さらにソニーは、消費者とも協力して環境活動ができないかと考え、地球温暖化防止を訴えるかわいらしいメッセンジャー「そらべあ」とのコラボ電池も販売しています。パッケージに「そらべあ」がデザインされたソニーの電池や充電器を買うと売り上げの一部がNPOの「そらべあ基金」に寄付され、保育園や幼稚園に太陽光発電設備を設置する事業に使われるのです。
いま地球に負担をかけずにエネルギーをどのように確保していくか、日本を含む世界中が模索しています。いっそうの高い省エネ技術と自然エネルギー導入が各社に要求されていくことでしょう。そのような時代のリーダー的な存在としてソニーへの期待は常に大です。



