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2008.04.07
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エコ

[ザ・ボディショップ]環境や社会にもいいコスメ

ザ・ボディショップは、イギリスで1976年に創業されたコスメブランド。創業者は、環境・活動家としての顔も持つアニータ・ロディック。「愛と思いやりのある企業活動」をおこなうべく、「コスメの開発の過程で動物実験はやらない」「原料は極力ナチュラル、自然なものを使う」「環境保護の視点を持つ」など、当時めずらしいコンセプトでスタート。現在では、世界58カ国に2300店舗以上、日本にも160店舗以上あります。ファンの方も多いのでは?

ザ・ボディショップでは、化粧品の動物実験の反対、人権の尊重などを含む5つの価値観をかかげ、大切にしています。その1つが1988年から始まったコミュニティトレード。「援助ではなく取引を」という想いで世界中の生産者と公正な価格で原料の取引を進めています。ガーナのシアバター、グアテマラのアロエベラ、イギリスのペパーミントやカモマイルなど、今では取引先は25カ国35以上のコミュニティで、全製品の半分以上がコミュニティトレードの原料を使っています。また人権や個人を尊重することも、大切にしている価値観。HIV/エイズやドメスティックバイオレンスなどの人権問題に継続的に取り組んでいます。環境保護への意識も高く、できるだけ持続可能な資源や原料を利用する努力を続けています。ここまでしっかりと人権、社会、環境などの問題に取り組む企業はなかなかありません。

環境問題や人権問題についてのキャンペーンを定期的におこなっているのも、他のコスメブランドにはない特長。

「2006年からはグローバルキャンペーンとしてDV(ドメスティックバイオレンス)問題のキャンペーンをおこなっています。日本でも3人に1人が心理的な暴力を含むDVを受けているそうです。これは女性スタッフの多いボディショップでも見逃せない問題。暗くなく、明るいイメージにしたいので無垢、無邪気という花言葉のあるデイジーをモチーフに、関連商品のソープやリップクリームを販売したり、店頭で寄付を募ったりしています」(ザ・ボディショップ広報 橋本実佳さん)

このほかにも、音楽放送のMTVとの共同キャンペーンでエイズ問題を訴えたり、多彩に活躍中。現在進行中のこのキャンペーンでは「もっとこの問題を話そうよ」のメッセージを込めたリップクリームを販売。収益は「ステイング アライブ財団」を通じて世界中の、特に若者に対しておこなわれているHIV/エイズ対策に役立てられます。

もちろん、コスメとして品質もばっちり。ナチュラルな原料のもつ保湿成分、香りの支持が高く、季節限定のアイカラーなどのトレンド製品も人気です。最近のオススメは、生命力があることから奇跡の木とも呼ばれる、モリンガを使ったボディクリームなどのボディケア製品だそうです。

それぞれのコスメに素敵なストーリーが秘められているザ・ボディショップ。「社会や地球にやさしくしていたい。自分もきれい&おしゃれでいたい」と願う女性の強い味方です。

取材・文:阿久津美穂(Slow Media Works代表)





アニータ・ロディック
ガーナのシアバターを抽出する女性たち


THE BODYSHOP
(ザ・ボディショップ)

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