今回のテーマは「エコライフ」。「ロハス」と同じくらい、ここ数年よく聞かれるようになった「エコ」という言葉。特に最近、すっとなじむ言葉になり、私は友だちに環境にやさしい商品や取り組みを紹介するとき、よく「これってエコなんだよね」という風に言っています。そうすると、みんな「なるほど」と納得。
そういえば、テレビ番組で上戸彩さんがバーベキューにマイ箸を参加人数分持ってきて「これってエコですよね!」と話していたのを、去年の秋ごろに見かけ「おお、エコという言葉はここまで浸透してきたのね♪」と感動しました。
ということで、まずはエコライフの「エコ」の言葉の意味から考えてみたいと思います。エコは英語でeco。ecological(エコロジカル)の略で「環境にやさしい、環境上の」といった意味で使われています。マイロハス編集部では、これにさらにもう1つ、意味を加えたいと思います。それは「経済的な」を意味するeconomical(エコノミカル)。エコライフとは、地球にもお財布にもやさしい生活のことなのです。
「いいなあ。エコライフを進めたいけれど、エコなものは高いんじゃない?」とよく聞かれますが、そんなことはありません。
たとえば野菜。オーガニック野菜は、値段は高めだけれど皮まで使えるし、新鮮で長持ちするので無駄が少ない。心身を健康に保つので、サプリや薬を買わなくてもすむ。森の木を大切に使って作ったエコな家具も、値段は高いですが、天然の素材なので身体にもやさしく長持ちするので、長い目で見ると、買い換える必要がないのでお得。エコな洋服も、オーガニックコットンは栽培に手間がかかるので少し割高。でも、その分大事に長く着ればいいのです。そういうふうに見ると、エコなものは無駄が少なくなるので、お財布にも心にもやさしいのです。
そこで今回は、4月に新生活を始める方や「春に新しいことを始めたい」という方のためにエコライフ特集を企画しました。取材した企業は食べ物からコスメまで多岐にわたります。
食べ物では、オーガニックの野菜や肉などの食品宅配の老舗、大地を守る会と、おしゃれな自然食品スーパーの先駆け、ナチュラルハウス。気軽に始められるエコな食生活のヒント満載です。メディアの分野からは、ウェブで無料で閲覧できるエコなテレビ局、グリーンTV。住まい関係では、環境に配慮したリフォームで定評のあるオクタと、四万十ひのきの間伐材を使ったキッチン用品などを制作している土佐龍。コスメ分野では、人だけでなく環境や社会にもやさしいコスメを作り続けているボディショップ。どれもおしゃれで工夫いっぱいの取り組みばかりです。
みなさんも、今回の特集からエコライフのヒントを得て、ぜひトライしてみてくださいね。
文・阿久津美穂(Slow Media Works代表)