楽しみながら始まるエコが
次の日の活力にも
―MY箸、リメイクと自然にエコを実践されていますが、ほかに何かされていることはありますか?
そうですね、車もあまり使わないようにしています。スーパーもわざと少し遠いところに行って、いっぱい歩くようにしています。仕事のときも一駅くらい歩いてから、バスとか電車に乗ったりしていますよ。健康にもつながるし、ダイエットもできちゃうし、エコだし、一石三鳥(いっせきさんちょう)です。街の風景を見ながら歩くのもいいですよね。都会だからって自然がないわけではなくて、小さなお花やたんぽぽが道路の隙間から咲いていたりするのを見て、“生”を感じたりできますから。
“地球をよくするために……”なんていう大きなことは、なかなかできないですよね。私の場合、エコは楽しめることが前提。苦になってしまうようだと続かないですから。自分の生活の中で、楽しんでやっていることがエコにつながっていたらいいなと思います。
―有機農園をはじめたそうですが、その感想やよかったことをお聞かせください。
ダーリン(ご主人)が野菜ソムリエの資格を持っていて、つくばで無農薬の畑の一部を借りて有機農園をはじめたんです。ニンジンもそれぞれ味や香りの違う4種類のニンジンを作っていたり、トマトも珍しい種類のマイクロミニトマトなんかを作っていたり。有機農園をはじめてから身体が元気になってきたし、地球を感じるんですよね。農薬をぜんぜん使っていないから、たくさんの虫さんが集まってくるんです。葉っぱを虫さんが食べちゃって、不細工な形になっているけど、虫さんが食べるくらいすごく元気で、美味しい野菜が出来ています。蛙も鳥もいっぱいいるし、見たこともない虫さんも来るし、蛇も……。元気でにぎやかな畑ですよ。
しかも、はじめは汚いって思った爪の間に入った土もいい匂いだなんて思えてきて。都会に住んでそれに慣れていても、土に触れるといつの間にか自然児に戻っちゃうんです。日焼けもするし、声も大きくなるし、歌も歌いたくなるし、すごく元気になって夜もぐっすり寝られるし。実家の家のすぐ横が畑だったから、そういうところで育っていた子どもの頃に戻れるいい時間でもありますね。
有機野菜をはじめて何がいちばんありがたいかというと、主婦の仕事がすごく楽になったんですよね。皮ごとも食べられるし、洗うといってもタワシで簡単にこするだけでOK。調理時間がぐんと減るし、皮を捨てないから生ゴミも減る。節約だしエコだし、いいこといっぱいなんです。そして、有機野菜の色は、本当のビタミンカラー。見た目からも元気をもらえるし、心もウキウキしてくるし、食べても元気になる。しかも、野菜自体がすごく丈夫なのでよく噛むんです。だから食べすぎなくて済むんでダイエットにもなっちゃいますよ。
―MYLOHASのメインユーザは、女性でエコやLOHASに敏感な世代でもあります。そんな方たちに向けてメッセージを。
私がリメイクをしているのは、“エコのために”というより、かわいい生地がもったいないというようなことがきっかけ。しかも、リメイクすることが癒しになっているんですよね。仕事でストレスが溜まったりしたとき、家に帰ってお日様の当たるところで、リメイクの元になる手ぬぐいやリボンの切れ端を見て“これはあのときに使った手ぬぐいだ”とか、“このリボンはプレゼントにもらったときのものだ”とか、楽しかった瞬間を思い出せて、それが癒しにもなって次の日の活力にもなる。こんな風に楽しみながらやっている小さなエコが、エコー(こだま)になっていけばいいと思いませんか? みなさんも同じように、自分が楽しめることからはじめてみましょう。
