
私は仕事柄さまざまなオーガニックに日々囲まれていますが、プライベートではオーガニックコットンほど身近なものはありません。部屋ではクッション、枕、ベッドシーツからカーテンに至るまで。またスキンケアでは、化粧水を含ませるパフや、マスクシート、綿棒もオーガニックコットンのものを使っています。やっぱり気持ちいい。肌触りも質感も
最高に好きだな・・・。

最近はオーガニックコットン、あちこちで見たり、聞いたり、触れたりする機会が増えましたよね。今までは下着類やタオルなど家で使うアイテムが主流だったのですが、Tシャツやワンピース、バッグに至るまで幅広い製品が揃うようになりました。
そんなオーガニックコットンをもっと楽しみたい! と思い、豊島株式会社さんといって創業160年にもなるコットンの取扱量日本No.1を誇る繊維専門商社さんとMYLOHASさんと一緒にオーガニックコットンの種まきをしました。

豊島さんは、自社プロジェクト「オーガビッツ」を通して、オーガニック・エクスチェンジの運動を推進していらっしゃいます。このピーターラビットが来ている水色のジャケットは「オーガビッツ」でつくられたオーガニックコットン製。
日本では江戸時代から明治初期にかけ、各地で和綿作りが盛んに行われていたようですが、戦後にかけて徐々に少なくなったそうです。約40種以上の地方品種が栽培されていた時代もあったそうですが現在はほとんど生産されることもなく和綿は絶滅の危機にさらされているんですって。
残された希少な種を使って、全国でも和綿の栽培を続けている生産者、それをサポートする方々がいらっしゃいますが、渡良瀬エコビレッジの主宰をつとめる町田武士さんもその一人。栃木市藤岡町を拠点とするこのエコビレッジでは和綿栽培のほかにも、田植え体験イベントや里山再生などにも力をいれ、子どもから大人まで参加できる体験型の環境教育プログラムを実施しています。私はこの町田武士さんの著書「やまずめぐる」で心を揺さぶられ、渡良瀬エコビレッジでの活動を応援するサポーターとなりました。毎日食べるとっても美味しい玄米も町田さんから購入させて頂いています。

さてさて、前置きが長くなりましたが、コットンの種まきのレポートを。
場所は栃木市藤岡町。藤岡駅から車で10分ほどの田んぼや麦畑に囲まれたのどかな場所に拠点となる『渡良瀬エコビレッジ』があります。これが町田さんの建物。雰囲気あるでしょ。。
隣には「しあわせのコットンボール工房」も。この椅子の感
じ好きだなあ。

入口にはまだ綿の付いた種が。干し納豆?!か豆だと思って口に入れていた人も・・・。違うよっ! 食べられないよ!

建物の中。いろりを囲んで冬場はワークショップなども行われます。

こちらが町田武士さん。藍染の服、藍染の手ぬぐい、リサイクルタイヤを底にあしらったワラジなど、こだわりのセンスが抜群に良い有機農業の生産者でもあります。

羽織っているのは江戸時代に作られた和綿でできた雨かっぱですって。柄がリバーシブルっぽくなっていてオシャレ。

そういえばご存知の方も多いと思いますが、綿花は綿の「花」と書きますがあの形は白い花が咲いた後にできる実がはじけてできたもの。ふわふわしたものは綿の種にはえた毛のような繊維です。
和綿ってこの毛の繊維が短いんですって。短繊維は太くて短いため、生地にするとさらりとしたしなやかさが出しにくいので布団の中綿やクッションに使われやすいとのこと。

さあ、さっそく種まき開始です。まずは発芽しやすいように種に灰をまぜます。

今回はより種の発芽率を上げるため、このように管理しやすいポットにも一粒ずつ蒔き水をかけます。

わらをかぶせて乾燥を防ぎます。ここでもまた水をかけるのですが、その後は発芽するまでお水はあげないんですって。途中であげてしまうと発芽しなくなるそうですよ。繊細なのね。

今度は畑へ種を直接蒔くので移動します。道すがら、花の観賞ができて気持ち良い。

まずは町田さんが見本をみせてくれます。パラパラと間隔を程よくあけながら種を落とします。なかなか難しい作業。

自分の蒔いたところへ札を立てます。なるほど、本物のmy organic cottonの成長を観察することができるわけね!

種まきの後は美味しい昼食。町田さんの作った野菜たちをたくさんいただきました。最高です。

帰り際には町田さんのところで栽培された野菜たちや、こだわりの厳選ジュースなどの販売も。帰りが電車であることなどそっちのけで、興奮しすぎて大量購入。肩が脱臼しそうなほどに重くパンパンになったバッグを抱えて帰路へつきました。

とっても楽しかった!!!
これからのオーガニックコットンの成長を見つめる一年はもっと楽しみだな。
皆さんも一緒にオーガニックコットンと触れ合うアクション、始めませんか?