2010.05.31
「ミツバチの羽音と地球の回転」の試写会が行われました。
この映画は、日本のエネルギーの最前線、上関原発計画に向き合う山口県の祝島(ハート形の小さな島)の人々と、スウェーデンで持続可能な社会を構築する人々の取り組みを描いた映画である。いかにして自分たちのエネルギーの未来を切り開くのか?現場からの問いかけは私たちに選択を迫っている。
●公式ホームページ
http://888earth.net/
鎌仲監督と、パブリックジャーナリストでもありオーガニックライフスタイリストの神無月好子さんとともにトークセッションを行いました。

映画試写会には約100名の方々が参加。

上映後はこれまたオーガニックライフスタイリスト一期生の3人組ユニット「オカシカケル」の美味しいスイーツを頬張りながらの懇親会でした。

みなさん、原子力発電について、どれくらいご存知ですか?
実は私自身もこの映画に携わるまでは、環境を汚し、人々に健康の害を与え、もし事故があったらとんでもない放射線被害が起こる…といった乏しい知識に頼って勝手に描いたマイナスイメージしかありませんでした。
きっとロハスやオーガニックを意識したライフスタイルを送っている方々は原発というとやはり「悪」のイメージが強いのではないでしょうか。
でも何が、どうして、どう悪いのか。そもそも本当に悪いものなのか。答えを出すのは難しいですよね。この映画はそんな原発に対する「あいまいさ」を、良い意味でクリアにしてくれるかもしれません。
鎌仲監督からは、今回の映画の舞台になった祝島と建設予定の原子力発電所の位置関係や、発電所自体がどのような影響を及ぼすと想定されているか、また、そもそも原子力発電所とはどんなものかをホワイトボードを使って説明していただきました。
原子力発電所に面した海には、毎秒何百トンもの海水より7度近く高い発電所で使われた液体が放出されること、それによって懸念される環境被害、海中生物への影響。また放射線が放出されることで、私たちの生活にどのようなことが起こる可能性があるのかを解説いただきました。
さまざまな要素が並べられ、「こんなことがあっていいのだろうか?」という気持ちになりましたが、私がこう感じた矛先は原発そのものに対してではなく、原発を取り巻く人たちに起こる、人間としての対立や裏切り、憎しみ、やり場のない悲しみなどです。
同じ言語を話し、同じ国で生まれ、同じ歴史の中で生きてきた日本人同士が言葉と行動を駆使しても分かり合えないことがあるなんて…と、やり切れない気持ちになりました。
映画はドキュメンタリーとはいえ、「不都合な真実」のような衝撃的映像や驚愕するようなシーンがあるわけではないのですが、静かながらもゆっくりと流れていく人々の暮らしや言葉の重み、表情、祝島のありのままの自然や景色などを観ることで、いろいろな思いが湧きあがってきます。皆さんはこの映画を通じてどんなことを感じるでしょうか?
今月から行われる上映会にてぜひ監督のお話を聞きながら、エネルギーのことを考えてみませんか?
●詳しい上映情報はこちらから
http://888earth.net/































