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    カヒミ・カリィ

カヒミ・カリィ

ミュージシャン。'91年デビュー以降、国内外問わず数々の作品を発表、'98、'99全米ツアーも行う。NHK FMのパーソナリティー、連載コラムや映画コメント執筆、字幕監修なども手掛ける。近年、菊地成孔氏や大友良英氏らのセッションにも参加し話題に。'08年にはビクター80周年記念コンピレーションCD「Music For Nipper」をプロデュース。ニューアルバムは「It's Here」2010年リリース。自身の経験を生かしたママ&ベビースキンケア商品「Preens」をプロデュースし発売中。3月には自身初となるエッセイ本『小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから』(主婦と生活社)を出版。
http://www.kahimi-karie.com


2012.05.10

精油と生活

私が初めてアロマテラピーに出会ったのは、20歳を過ぎた頃でした。


今はなき六本木のWAVEというレコードショップの1階のフロアに、ニールズヤードの商品が期間限定で置かれていて、そこで初めてアロマセラピーの存在を知ったのです。当時はまだ、日本ではほとんど知られていませんでした。


ロンドンのコベントガーデンに『ニールズヤード レメディーズ』の小さなショップがオープンしたのは1981年のこと。老舗の『生活の木』は設立が67年だそうなので、日本にもすでにアロマセラピーは入っていたのかも知れませんが、本格的に知られるようになったきっかけは、やはり80年代後半頃ではないかと思います。

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WAVEは当時、洋楽や民族音楽などマニアックなレコードが充実していたり、B1にはアート系の映画館もあり、いつも面白い作品が上映されていたので、当時足繁く通っていた場所でした。


今思うと、アロマセラピーにまでレコードショップで出会ったというのは少し変わったな話だなぁと思うのですが、その店は音楽や映画などを商品として扱うだけではなくて、もっと先の、アートやカルチャーの発信源のような役割をしていた場所だったように思うので、不思議ではないのかもしれません。

インターネットもまだなかった時代なので、とても貴重なお店でした。


私は、そこでティーツリーやラベンダーなど数種の精油を購入して、それからワンダー・セラー著の『アロマテラピーのための84の精油 』と、マギー・ティスランドの『女性のためのアロマテラピー』を買って、生活の中で使ってみることにしたのです。アロマポットで香りを楽しんだり、ブレンドしてお風呂に入れてみたり、色々な使い方をしていましたが、そのうちに虫さされや火傷をした時、ニキビが出来たりしたなどあらゆることに使うようになり、すっかり日常に定着したものになっていました。改めて考えてみると、もう20年以上もアロマセラピーと付き合っているのかと驚きますが、香りを楽しむだけではなくて、効能があって実用的、そして使っていて気持ち良いというのがその理由なのだと思います。

preens22.jpg

私が超入門編としてお勧めなのは、ニキビや吹き出物が出来た時に、綿棒にティーツリーの原液を数滴たらしたもので、チョンチョンと塗布する方法です。

精油はとても強い成分ですから本当にわずか微量を! たくさん塗ると良く効くように思いがちですが、実際はそんなことはありません。生理前やナッツなどを沢山食べた後に出来るような吹き出物なら、11〜2回塗布して1〜3日で治ってしまいます。精油の付いた手で目をこすったりしないよう気をつけてくださいね。それから、ティーツリーオイルの成分が肌に合っていることを事前に確認しておくことも大切です! ポーチにTEATREEを入れておくと何かと便利なのでお勧めです。


そんな風にして生活の中にアロマセラピーが定着していたので、妊娠して出産してからのしばらくは、使用できる精油がとても限定されるので少し不便に感じました。でもそのうち、一般の薬などが殆ど使えない時期にも、アロマセラピーの精油なら大丈夫というものがあるなぁと、嬉しく思うようになっていったのです。私が『Preens』というスキンケアのプロデュースをするきっかけになった理由の1つも、そんな時期でも使える精油があるのは貴重だなぁと思ったからでした。限られた精油やその使用法の中でも、その時期特有の不快感や気分の波と上手く付き合って行く方法が分かってきたことで、かなり助けられました。柑橘系の精油やベルガモットなどはツワリの時期に使えて良かったなぁと思ったものです。

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娘も2歳になって、最近また以前のように使える精油も増えてきましたが、殆どの時間を一緒に娘といるのでやはりマイルドな使い方をしています。


今月から『Preensのラインナップにも2つのブレンド精油も加わりました。最初は妊娠中の人でも使える処方のシンプルなクリームとクレイソープの2点だったものが、1年後に産まれたての赤ちゃんも使えるボディーミルクとミストが加わり、そして今回色々な使い方の出来るブレンドオイルと、少しずつ増えてきて嬉しいのですが、これからも使っていて気持ちのよいものを、プロデュースしていけたら……と思っています。


アロマセラピーは植物からの恵みそのものですね。沢山の雨が降っては太陽がサンサンと降り注ぎ、緑がグングンと生い茂るこの季節、その勢いに、その逞しくも質素なその姿に憧れさえ感じる今日この頃です。


Amebaなう


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春はやってきたものの、まだ寒い日々が続いていますね! 季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、皆さん元気に過ごされているでしょうか。今回は、私がおすすめの風邪のときにホッとできるレシピを紹介しますね。

風邪のときに温かいうどんを食べたくなる方は多いと思うのですが、私がつくるおすすめレシピは、京都の「のっぺい」といううどんをアレンジしたものです。「のっぺいうどん」は京都の老舗のうどん屋さんで初めて食べたのですが、本当においしくて大好きになってしまいました。

椎茸、ほうれん草、卵焼き、蒲鉾などが入ったうどんをあんかけにしたもので、好みで生姜を入れて頂くのですが、あんかけと生姜のおかげで身体がとっても温まります。時々無性にこののっぺいうどんが食べたくなるのですが、関東のうどん屋さんでは見つからないので、時々自分でつくっていました。

でも、厚焼き卵や椎茸(どんこ)の煮付けをつくるところから始めると、どうしても時間がかかってしまうのです。そこで、風邪気味のときにササッとつくれるようにもっと簡単に、かつ風邪のときに効きそうなレシピに変えてつくってみたところ、結構おいしかったので我が家の定番になりました。

「本葛ネギうどん」

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1. 水(カップ6くらい)を鍋に入れて沸騰させ、酒大さじ1、削り節50gを加えてダシを取ります。
2. 油揚げに熱湯をサッとかけて余分な油を取り除き、幅8mm、長さ4cmくらいに切ります。
3. 鍋に、1のダシ1/2カップと、みりん 小さじ2、てんさい糖 大さじ1、うす口しょうゆ 大さじ1と
油揚げを入れて、5〜6分間中火で煮ます(ダシはうどんの汁用のものから一部取り分けて使います)。
4. 別の鍋に1のダシ(カップ4くらい)を入れて沸騰させ、みりん 大さじ1、てんさい糖 大さじ1と1/2、うす口しょうゆ 大さじ2、塩 小さじ1と1/2を加えます。
5. 白ネギ(1/2〜くらい)を斜めに薄く切ったものを加えて数分間煮てから、本葛大さじ4を同量の水で溶いて加えて、とろみをつけます。
6. 茹でたうどんを3に加えて、1〜2分間煮てなじませます。
7. 6を器に盛って、2の油揚げ、青ネギのみじん切り、生姜を添えます。

好みで人参や莢インゲン、小松菜などを茹でたものや蒲鉾など、お好きなものを入れて下さいね。ポイントは、ネギをタップリ入れる事と、片栗粉の代わりに葛を使うことです。

ネギは風邪に効くと昔からよく言われていますが、とくに生の方が良いようです。でもたくさん入れると辛くなってしまうので、火を通したものと仕上げに生のものを入れます。本葛は漢方薬の風邪薬、葛根湯にも使われていますが、胃腸が疲れているときにも粘膜を保護してくれるのでおすすめです。

もう一つは、焼いた金柑のお茶です。これは、もっと簡単です!

「焼き金柑茶」

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金柑を網で軽く焦げ目ができるまで焼いて、ティーカップに入れお湯を注ぎ、好みでマヌカハニーやメープルシロップを大さじ1入れて、スプーンで軽く潰したらできあがりです。

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金柑は、柑橘類にしては珍しく皮ごと食べられるのが面白いなぁと思うのですが、昔から風邪や喉の痛みに効くと言われ、もともと日本へは中国から江戸時代以降に薬用として伝わった果物のようです。

金柑を網で焼くと、部屋の中にカラメルのような焦げた甘い香りが広がって、たまりません!


PS. 3/26に大阪で、私のエッセイ集出版記念のイベントがあります! 京都在住の文筆家である高橋マキさんとのトークイベントです。マキちゃんとはプライベートでも仲良しなので、ゆるい話もできて楽しくなりそう! お時間がある方、是非いらしてくださいね。 ※トークイベント詳細はコチラ

Amebaなう


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皆さま、明けましておめでとうございます。

昨年は、生きるということについて 本当に真剣に考えました。
そのことしか考えていなかったんじゃないかと思うくらい、
誰かと話していても、何かを書いていても、空を見上げても、
足元を見つめても、元気なときも、眠たいときも……
そのことがずーーっと頭から離れずにいました。
そうしていくうちに、自分のなかの何かが
とてもシンプルになっていくように感じました。

新しい晴れた空に 羽根をスーッと伸ばして飛んでいく鳥のように
清々しく 大切に 丁寧に 生きていけますように……

2012年 新しい朝に
カヒミ・カリィ



Amebaなう
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