先日、日本未来科学館というところで行われた音のイベントに参加しました。
現在行われている、「地下展 UNDERGRAUND-空想と科学がもたらす闇の冒険」という企画展の音楽やサウンド、空間構成などに関わっているアーティスト、大友良英さん、DVD、梅田哲也さん、平川 紀道さんなどを中心とした、素晴らしいメンバーでのスペシャル・イベントです。
1st setは、「地下展」の展示ゾーンにセットアップされた楽器や展示装置によるインプロヴィゼーションを、観客が会場内を自由に動きまわりながら聴く、というサウンド・インスタレーションの様な構成。2nd set は場所を移動し、メンバー全員でのコンサート形式の演奏でした。
大人数で、しかも広いところで演奏するというのはなかなか出来ない事なので凄く面白いのですが、特に1st setのような構成は、特殊な場所で、しかも各アーティストがそれぞれ自由に、という感じで進むので、とても刺激的でドキドキしました。それに、科学とアート、音楽が私の周りで合体するなんて!
この日本科学未来館は、科学技術を文化として捉え、私達の社会に対する役割と未来の可能性について考え、語り合うために設立されたサイエンスミュージアムです。私は今回のイベントがきっかけで初めてこのミュージアムの存在を知ったのですが、見学してみると興味深い事が盛り沢山で、すっかり夢中になってしまいました。
「科学がわかる 世界がかわる」というのが、このミュージアムのスローガンだそうです。その説明にこんな事が書いてありました。
『「科学がわかる」とは、必ずしも科学を学習し、理解する事を意味しません。先端の科学技術という「新しい知」に触れる事で、新しいものの見方と出会う。それも「科学がわかる」ことの一つです。「世界がかわる」とは、それによって周囲の世界が違って見えてくる事、そしてそのことが、世界をよりよい方向に進めていく力となることを指しています。
「新しい知」によて「かしこく生きる」社会をつくろうとする未来館の姿勢が、このスローガンにこめられています。』
科学に興味があったとしても、やはり専門的なイメージが強いからか、“それはそれ、これはこれ”という感じで、私の普段の生活に科学というものが密着している実感はなかなか持てないのですが、こういう形で科学に触れることが出来ると、自然とそれを実感できるなぁと、しみじみ思いました。
今行われている「地下展」も、かなりワクワク感が高くて面白かったです。どんな内容かと言いますと…
『私たちの足元にある地下世界。地下鉄などが埋まるライフラインのその先は、宇宙にも匹敵するほどの広大なフロンティアが広がっています。現在、その闇の世界について、さまざまな研究やプロジェクトが進行しています。そこから明らかとなったのは、地下には、地上をしのぐほどの生物圏が存在し、全生命の祖先は地下に住む生物から発生したのではないかとする研究結果や、地球環境の歴史、地球の未来に関する結果の数々です。
本展では、そうした最先端科学の研究成果に、神話や小説、哲学など空想豊かに語られてきた「地下」の姿を手がかりに、誰も見たことのない闇の世界を描き出します。』
面白そうでしょう…?久し振りのお薦めスポットでした。気になっ た方は是非一度足を運んで下さいね!