最近は、空気も冷たくて昼間の光がきれいなので、良く散歩に出かけます。
私の住んでいる世田谷には、烏山川緑道をはじめ16本(面積は15ヘクタール!)の緑道があって、早起きをすると、朝のジョギングや犬の散歩をしている人と沢山すれ違います。
私も愛犬と一緒にジョギングしたいのですが、ゴメスは凄いスピードで走り出したかと思うと、急にピタッと止まって、辺りの匂いをパトロールのように嗅きまわるので、私はアシスタントのよう・・・
一緒に良いペースでは走ってくれません。でもそれが彼の仕事なので仕方ないと思って、まぁノンビリ付き合っているのですが、おかげで変な昆虫を見つけたりして面白いです。
世田谷の緑道はそれぞれ、万葉集に詠まれた草花が植えられていたり、200mにもわたって架けられた藤棚があったり。小川の様なせせらぎがあって、その廻りに野草やハーブ、水草などが生えていて、虫や魚、鳥などが集まり、ビオトープのようになっています。
せせらぎの水源は、東京都下水道局落合水再生センター(下水処理場)で、水質を向上させて処理した再生水(高度処理水)だそうで、その再生水の一部を利用して地下の浄化施設で、さらに浄化した水をせせらぎに送水しています。通る度に、良く出来ているなぁと関心してしまうのですが、住民の方が率先して清掃作業をされていて、その雰囲気も何だか良いのです。東京なのに鎌倉のようなのどかさが少しあります。
田舎のモジャモジャとした自然とはまったく違って、丁寧に人の手が掛かった、整理整頓された自然ですが、それでもやっぱり勝手に成長しているような感じもあって、面白い場所です。
先日は、246のすぐ脇の緑道なのに、なんとシラサギが来ていました!
真っ白で結構大きくて、羽根の先がフワフワとしていて凄くきれい・・何だか、鳥の写真を撮る趣味の人の気持ちが分かったような気がしました。
そういえば、白洲正子さんの著書の中で、夫の次郎さんが亡くなった日から野生の孔雀が庭に住み着くようになって、四十九日の後、飛んで居なくなってしまった、という話を読んだのですが、昔は野生の孔雀が空を飛んでいたのかと思うと、何だか切ない気持ちになってしまいます。シラサギは、私のそんな気持ちに何かを運んで来てくれました。また来ないかしら。。