植物が好きな方はきっと時々、自分の夢の庭を思い描く事があったりするのではないでしょうか。私もその一人です。
最近はすっかり秋らしくなってきて、八百屋に栗が売られていたり、散歩中にキンモクセイの香りが漂って葉っぱが頭の上からヒラヒラと落ちて来たりするせいか、ふと「あぁこんな庭が欲しいなぁ・・」と空想に浸る事が多いのです。
秋の夜長にインターネットで色々な植物を探していると、”フレグランス・ガーデン”というタイトルで、良い香りのするものばかりを集めたページがあったりして、夢はどんどん膨らみます。キンモクセイ、ギンモクセイ、ジンチョウゲ、バイカウツギ、ロウバイ、リョウブ、ブッドレア、モクレン、ジャスミンなどなど・・。季節や色、日照や葉の落ちる時期などを考えて、それらを組み合わせていくと空想庭園に光が差し込みます。
京都の法然院は椿で有名なお寺ですが、同じ京都の高山寺は茶畑が日本で初めて作られた場所でもあります。そんな事を思い出して椿やお茶の木を検索すると、沢山の種類のものがあるのに驚きます。お茶の木で垣根を作ったり、椿やカエデの近くに池を作って、スイレンやセリなどを植えて、その廻りにスミレやクロッカスを植えたら一年中きれいだろうなぁ・・などなど。
私の最近の庭は先日少し紹介しましたが、あれから少し変化があり、でも空想庭園に比べると随分色っぽくなくなってしまいます。なぜなら蚊が出没するので、それ中心に色々対策を練っているからです。ゼラニウム、月桃、レモンユーカリなど植えてみたり(でも効果はあまりなし。大きく育ってからでないと効果が出ないのかも。)、スイレンを育ててみる事にしたのだけれど、それもボウフラをメダカが食べるので蚊が減る、というのを知ったからなのです。
実際の庭は夢というよりも実験場です。それもとても面白くて楽しんでいるのですが。
先日は、虫が嫌うというハーブに何かの幼虫が住んでいるのを発見しました。そういえば、引っ越し直後にグレープ・フルーツに寄ってきた蝶がいたけれど、卵でも植え付けたのでしょうか・・。しかも虫が嫌いなハーブのはずなのに・・。
もっと興味深いのはその姿です。ちょっとピンボケしてしまいましたが、分かるでしょうか。パッと見、枝のような姿をしていてカモフラージュになっているのです。フーム・・。
そんな事を考えてインターネットで夢を膨らませていると、メールが届きました。ターシャ・テューダーのサイトから季節の便りでした。現実にある夢の庭といえば、やはりターシャの庭は外せないのではないかしら・・。
そう思いながらメールを開けると、彼女の庭で採れた美しい花の種を購入しませんか?とのメッセージでした。ターシャの庭のキツネノテブクロを想像しながら、私の秋の夜長が過ぎて行きました。。!