前回に引き続き、バリ旅行のお話です。
今回の旅はほとんど移動をせずに、一カ所に留まってゆっくり過ごしていたはずなのですが、ヴィラやSPAなどが渓谷に点在して作られた施設に滞在していたので、毎日、ちょっとした山登りをしているような感じ・・。
朝ご飯を食べて、SPAでマッサージ、その後プールでひと泳ぎ、お昼ご飯の後はジャ・ムーというバリの漢方を作るレッスンを受けて、散歩をして、ひと泳ぎをして夕ご飯。
こう書くと確かに、のんびり何もしていないようなのですが、気づくと、日頃の運動不足がたたって軽い筋肉痛になっていました。
フーフー言いながら大きく息を吸うと、ジャングルの新鮮な空気や太陽が、体中に染み込んでいくのを感じます。
それがとても気持ち良かったので、熱帯雨林の中に自生しているハーブなどを観察しながら歩くトレッキングのコースを受ける事に。
よく考えてみると、このホテル自体が山登り状態なのですから、ジャングルに入ったらかなりワイルドだという事は想像がつくはずなのですが、未経験なのだから怖いもの知らず。
登り始めてたった10分位で”もしかしたら無理かも・・”と思い始めたのですが、ガイドの方や道連れに迷惑をかけてはマズイと思い、弱音をはかずに道のない道をグングンと歩いていたのですが、不思議な事に、段々と気分が爽快になってきて、かなり辛いはずなのに同時に”ずっと歩けるかも?”という気持ちに変化していったのですね。
そして、やっとランチの時間になり、休憩をする事になった時にガイドの方が、”すごいですねー、予定時刻よりも早く着きましたよ。普通は、もっと途中で休憩するのもなんですが。あなた達なら、日の出の前からスタートをして、バトゥール山に登って日の出を見てから、途中の洞窟で瞑想をして戻ってくるコースでも大丈夫。一緒に行きませんか?”と誘ってくれたのです!
”すごい・・私達って結構こう見えて体力あるのかな・・”と思いつつも、結局他の予定もあり、自信もなくて行かなかったのですが、後で聞いてみるとキツかったのは私だけではなく、同じ気持ちで頑張っていたのですね。
なんだそうだったのか、でもやっぱり弱音を吐かなくて良かったのかも。もし途中で度々休憩を取っていたら、あの不思議な爽快感は味わえなかったかもしれないし、体力的な事で褒められるなんて初めてで、ちょっと自信が持てたからです。
案の定、翌朝はひどい筋肉痛になったのですが、これもまた日々歩いて過ごしていたせいか直ぐに良くなり、その後は今までなかったくらいに足が軽くなって、毎日軽快に活動していました。
ジャ・ムー(漢方)の作り方や、バリで感じた不思議な出来事など、お話したい事がまだ沢山あるのですが、次回は、ガルンガン(Galungan) という日本の「お盆」にあたる行事で、バリ島の地上に帰ってくる祖先の霊を盛大に迎える伝統的なお祭りに参加した事を中心にお話ししますね。