新しいアルバムのサウンド・プロデュースをして下さった
大友さんのバンド、ONJOのヨーロッパ・ツアーで、スイス、フランス、イタリアそしてクロアチアを旅してきました(私はもONJOのメンバーなのです)。
いつもツアー中は、スケジュールがハードだったり、時間が出来てもライブ前なので何となく落ち着かないことが多いのですが、今回は丸一日お休みの日があって、久し振りにゆっくり散歩をする時間が作れました。
初めての町を訪れる時は地図を持って行くものですけれど、片手に地図を抱えて”ここを右で次を左・・”と細かく確認しながら探索するよりも、出かける前にあらかじめ大まかな全体像を頭の中に入れておいて、後は感でいくというか、時々道に迷って脱線するくらいの方が、珍道中でも後々いい思い出になったり、結果的に土地感も養う事が出来るような気がします。
ポケットに地図をしまってジュネーブで一人、ふらふらとしているうちに日が暮れて来てしまい、どうやって帰ろうかと考えながらレマン湖を見渡していたら、偶然に白鳥の集団が寝床にもどるところを発見して、思わず写真を撮りまくってしまいました。
そのうちに、街はどんどん表情を変えていき、気が付くと、そこはブルーとサーモンピンクと金色のグラデーションに染まっていたのです。
これこそ散歩醍の醐味ですね。ホテルに辿り着いてからも、胸がどきどきした一日でした。
カヒミ・カリィ