最近すごく嬉しい事がありました!
昨年の年末、家の前で車に轢かれ瀕死状態だった野良猫の世話をしたのですが、その猫が元気になって近所の人に貰ったエサを食べているのを見つけたのです。
・・それはクリスマスの頃、夜中仕事を終えてタクシーで帰宅した時の事でした。
降りようとした時に、車の前に道路に這いつくばりクルクルと回っている大きな猫を見つけたのです。マネージャーと私でどうにか保護をしたのですが、口から流血、排泄物は出ているし、目も朦朧・・。救急の獣医さんを急いで見つけ診て貰ったのですが、クルクルと回っていたのはどうやら頭を強く打って脳をやられたらしく、顎の骨も折れていて、助かるか分からないとの事。
5時間後が峠だと言われ、覚悟をしたのですが、朝になっても頑張っているのです。そこで、いつも私の愛犬が通っている動物病院で、改めて診察してもらう事に。レントゲンを見たら、なんと体中に骨が折れて勝手に固まって直った痕が・・。
”この子は体もかなり大きいし野良のボスですね。顎は二箇所折れていますが、体のほうは肺に少し影があるだけです。旋回したり、眼球も左右に揺れているので、やはり脳をやられている可能性がありますね。傷を直しても、ちゃんと自分で生活出来るようになるかわかりませんが、しばらくチューブで鼻から栄養を与えて様子を見てみましょう。”との事。
また”野良ですから診察料も実費だけで良いですよ”と親切に言って頂いてホッとしました。
何となく親分風で不細工なので、いつのまにか”ブーちゃん”と呼ぶようになったのですが、ブーはその後、頼もしくどんどん復活し、顎の手術も受ける事が出来るまでに回復、しかも術後2週間は入院のはずが翌日から自力で食事をするようになり、サッサと退院。2週間ほど、自宅のケージの中で安静にしてから、めでたくシャバへ戻ったのでした!
また車に轢かれてはいけないので、地域猫が集まる少し家から離れた公園で放したのですが、立ち去る時もサッサと、”ツカマエンナヨ!”くらいの勢いで、林の中へ消えて行ったのです。回りの人達は、きっと恩返ししてくれるよ?。と言ってくれましたが、ブーちゃんはそれどころか、拉致されたと思っていそう。。
その彼が、家の下の駐車場にはるばる戻って来て、エサをモリモリ食べていたのでした。あの鼻の下にあるベージュのマーク、あの巨体は絶対ブーちゃんに違いありません!愛犬と一緒に呼びかけると、愛想無く振り向いてから、エサをくわえて何処かに行ってしまいました。他のボスと戦って死ぬのならまぁ仕方ないけれど、もう車に轢かれたりしませんようにね・・。
交通事故やネコエイズ。TVを観ていても、猿や熊が暴れたというニュースが流れています。動物のすみかを私達が奪ってしまったからなのに、まるで動物を加害者扱いだったりすると、自分に嫌気がさします。人間はどうしてこんなに、自然界の中で独裁者のようになってしまったのでしょう。
生命力みなぎる、頼もしいブーちゃんの姿をみて考える私でした。