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キッチン

主婦。住み慣れた逗子を離れ、家族で沖縄に移住。めずらしい島の食材で料理をたのしむ毎日。ツイッターのアカウントはkiconemotoです。主な著書「こどもと食べるごはん」文化出版局、「もののかたち+たべるかたち」ソニーマガジンズ
2007.07.30
花火
ほんとうにどうしようもないほど、わたしは写真が下手だ。
夕べ、涙がじんわり出てしまったほど、ゴージャスで平和な花火を見たというのに、この写真はなんだ?まったく反映されていない。
「花火撮るの難しいですよ」いっしょに見た店のスタッフの女の子は、必死で携帯画面を花火に向けている私に言った。
その通り。
タイミングをつかめないわたしは数枚とってあきらめた。
ごめんなさい、お伝えできなくって・・。
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さて、逗子海岸の花火大会は、その「大会」の名にふさわしい、7500発を夜空に放った。
今年は花火大会50周年、逗子海岸海の家100周年、その2つがちょうど重なった、まことにめでたい2007年。
市の気合いの入れ方は並半端じゃなく、ほとばしる情熱の矛先は、全部花火に向けられた。
見どころは、花火と音楽の融合、「花火ミュージカル」って、馬鹿にしてはいけません、まるで花火に命が宿ったかのように、見事に音楽と花火の動きがぴったり合っているのだから。プロの技でした。
その他、メッセージ花火というのもあった。
寄せられたメッセージをアナウンサーが読んで、後に花火がポーンとあがる、という趣向。
てっきり、プロポーズとか告白とかあるんじゃないか、と内心どきどきしていたが、なんてことはない、たんなる広告でした。
「きこさん、なにかの見過ぎじゃないですか」とまたまたスタッフの女子に言われた。そうかなぁ。
夏は花火。
それも、浜で見るのがいちばん。
迫ってくる花火の迫力に包まれながら、枝豆とビール。
うちの子、一歳半は、今年が初花火。
初めは大はしゃぎで「あー!あー!」言っていたけれど、結局浜で寝ちゃいました。
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2007.07.17
逗子海岸
今年、逗子海岸の海の家は100周年だという。
今月の広報誌は、100年前の海岸の様子が表紙。
「ええええっ!!」というくらいの、人人人・・・。
まるで竹下通りか、お正月の鶴ケ丘八幡宮並みだ。
浜は人で真っ黒に覆われている。海も芋洗い状態。
夏の最高の娯楽、といったら「海水浴」だったに違いない。
子供は波とたわむれ砂に埋まり、お父さんは浜で昼からビール。
お母さんは宇治金時氷を食べて、若者たちは出会いを求めるため、浜を練り歩く。
あ!今とちっとも変わらないぞ。

子供がちょうどやんちゃ盛りで、家近辺ではそのパワーを発散できないのだ。
こうなったら海頼み。
車も気にせず思いきり遊べる。この間、ちょっと曇っていたけれど海に行った。
ごろごろベビーカーを押し歩き、約5分後にいつもの地点の浜に到着。
「よーし!着いたよ」
と子供を覗き込むと、あらあら・・・・。すっかり眠っていた。
いっこうに起きる気配なし。かなり嬉しい。
思いがけずお母さん時間がやってきた。
わたしはたくさんある海の家の中でも、いちばんレトロな外観の店に入った。
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おもむろに注文したのは「わかめラーメン」やがてやってきたそれを、子供の寝顔と時化た海を交互に見ながら頂いた。
それはそれは最高においしいラーメンだった。
なぜか?ゆっくりラーメンを食べれたのは、なんと1年半降りだったから。
先日、そんなふうに海の家を使ったのでした。

2007.07.10
佐島漁港

だんなが休みの前の日、「明日佐島行く?」「いいねぇ」という会話が始まる。
佐島は魚のワンダーランドである。
スーパーで買うものとは全然違う。その差歴然。
佐島にいった日はたいてい帰りに子安の里にも寄って、朝取りの旬の野菜を、掘建て小屋で買う。
その小屋の裏が畑になっていて、熟れ時を待つ未熟なトマトやきゅうり、茄子が枝にぶらさがっている風景もまたのどかでいい。
そんなふうに、ぐるりとおいしいものを求めてドライヴ。
今日も佐島は素敵だった。
「金時」という色が赤くてきれいな魚は刺身がうまいらしい。
とらぎすはきすの一種。虎模様が可愛い。
ちょこちょこ見たことのない魚が並ぶ。
今日はべらぼうに烏賊が安くて驚いた。いつも1/3だ。
大漁だったのかな?
さっとひとまわりして、本日の夕飯のおかずを選んだ。
ひめこ鯛、小さなピンク色の鯛はフライに。
烏賊の胴はレタスとごま油でサラダに、げそは甘辛く煮付けにした。小ぶりの鰹はたたき、しらす干しは子ども用。茹でタコは明日にまわそう。
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佐島ディナーの日は明るいうちからビール片手に、出来上がった肴をちょこちょこつまみながら、ゆっくりゆっくりたのしむ。
そんな最高の休日なのです。






















