火曜日。とても興味深いところへ行ってきました。
タイトルは「法話コンテスト」。
そうです。
法話…つまり、お坊さんがしてくださる、ありがたーいお話の、コンテスト。
なかなか珍しいですよね。法話のコンテストなんて。
広く仏教というものを伝えていきたいという思いと、
お坊さんの法話の資質向上を目的とした大会だそうです。
若手、ベテラン、数々のお坊さんたちがエントリーして
熱い熱い「闘い?」が繰り広げられました。
採点結果により1位、2位、そして審査員奨励賞が与えられます。
審査員はさらに偉いお坊様がた。
そして、私たち聴講する者たちにも投票権が与えられるシステム。
楽しいでしょ?
みなさん、いろいろな観点から熱く訴えていて、ホント、甲乙つけがたい!
中でも私の胸に強く印象に残ったお坊さんは、
常不軽菩薩(じょうふぎょうぼさつ)のお話をされたかた。
どんなにどんなに人にののしられたり、バカにされたとしても、
相手を憎んだり自らを落ちこませたりするのでなく、
ただただ相手の心の奥底に眠る「仏性=慈悲の心」に対して敬意をはらう。
それが自らの魂を浄化させる薬になり、自らの魂が美しくなることで、
それは周囲の人々の心にも広がっていく。
その輪がだんだんと大きくなり、ひいては世界の平和につながっていく…
という内容のもの。
そして「人でも物でも森羅万象すべてに仏を見出せるのです」
と締めくくられました。
相手がどうのこうのではなく、自分の心がどうなのか。
自分の心がしっかりと慈愛に満ちていることが大切なのだと。
私たちは日々の喧騒の中でいつの間にか不安の渦に巻き込まれ、
イライラしたり怒ったりストレスを負ったりします。
それは、私たちが複雑な人間関係の中で忙しく生きなければならないから。
それは21世紀に生きる者の宿命です。
でも、そんな中でも一人一人が相手への敬意を忘れなければ、
この世界はもっと優しいものになれるはず。
「相手がこうだから」「相手がああしてくれないから」と、
ついつい相手に責任を押し付けてしまいがちですが
自分が自分に負けてはいけないのです。
心をしっかり持ち、相手のいいところに目を向けることこそが
本当の強さなのかもしれません。
ちょっぴり魂の洗濯をした、素敵な一日でした。
常不軽菩薩の法話をされた僧侶。2位を受賞されました☆
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