2010.01.26
グッド・トイ キャラバン
メイドインジャパンのおもちゃが少なくなっている上に、
2,000時間問題があったり、
そもそも木製のおもちゃに触れる機会が減っているという子どもたち。

そんな子どもたちのために、
日本はもちろん、世界各国、各地から集めた
質の高い木製のおもちゃを、大きな箱、
その名も「キャラバンボックス」にたくさん詰めて、
希望のあった自治体や地域の集まりに貸し出す・・・
・・・それが、東京おもちゃ美術館の館長
多田千尋さんを中心に始まったプロジェクト、
「グッド・トイ キャラバン」です。

キャラバンボックスには、
キャラバンのシンボルカラーである、赤と黄色でデザインされた、
おもちゃを展示するテーブルにかぶせる倉敷帆布製のカバーや、
会場となる公民館や体育館などを彩るパーテーション、
そして、子どもたちがおもちゃで遊ぶためのスペースを作る
フロア・ボードなどが、おもちゃと一緒に、
キャラバン開催希望地へ送られ貸し出されます。

その箱を開ければ、どこでも即席のおもちゃ美術館に早変わり!
多田さんの、
「おもちゃのチカラで、“遊びのルネッサンス”を
日本各地へ伝え、創り上げたい」
という想いを込めてスタートしたプロジェクトです。
「キャラバン開催地に訪れた、若いお母さんたちが、
おもちゃを通して木々のぬくもりを感じ、
その感じたキモチを子どもたちに伝えたい、
と思ってくれたらうれしい。
そして、キャラバンを誘致した地元の人々が、
自分たちで運営することで、おもちゃへの意識も高まり、
地域の遊び環境を見直すキッカケにもなるのではないか」
と多田さん。

日本製の木製おもちゃに触れることで、
地元産のおもちゃへ興味がわき、
おもちゃの地産地消への意識も高まって、
もしかしたら、いつの日にか日本製の、
おもちゃ自給率がUPするかもしれません。
そして、おもちゃを通して木育が盛んになれば、
日本の林業の将来も明るくなるかもしれないな、と
希望を感じたオトナの社会科見学なのでした。
●東京おもちゃ美術館
http://www.goodtoy.org/ttm/
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