カルチャー

プロデューサー・執筆家。
東京から葉山に移ったのが2004年のクリスマス。以来、海と山に囲まれた葉山の自然を満喫しつつ、フィールドにこだわらない多方面でのプロデュースや執筆をする日々。夫である米国人カメラマンBRUCE OSBORNと共に2003年から呼びかけをはじめた、7月第4日曜日を「親子の日」にというソーシャル・アクションでは多くの賛同者を得ている。
「サブレット」という言葉。
まだ日本ではあんまり耳にしない言葉ですが、これは、自分のお部屋とか家を短期間貸し出すシステムのこと。
普段は人が住んでいる所なので、生活用品はほとんどがそろっているし、「女性でノースモーキング」というふうに貸す人の条件を書いたら、貸す人もある程度選択出来ます。

環境に溶け込みやすいのも「サブレット」の長所かも・・・
たまたま成り行きで、この「サブレット」する部屋を借りたい人を探すという手伝いをすることになったんです。
「サブレット」する部屋があるのはニューヨーク。お部屋の写真や、部屋からの風景の写真を撮って送ってもらって、「サブレット」情報の専門サイトに掲載したところ、すぐに、あちらこちらから連絡がありました。
日本人に貨したいということなので、日本語のサイトに限って掲載したところ、ニューヨークに既に住んでいる日本人、夏休みで語学学校に行くという大学生、会社の研修生、短期のコンピューター留学に行く人、これからニューヨークに住む人で家を探すまでの仮住まいとしての人・・・などなど。
中には、シンガポールやシドニーなど、海外からも。
借りたい人を探していたら、貸したい人も世界中のあらゆるところにいるのを発見。
ホテル代わりに「サブレット」を利用したら、旅が一歩近寄って、今までと違った旅の楽しみ方も出来そう。
物を持ち過ぎて身重になるより、持たない自由さを大事にしたいと思っている私にとって、これは非常に快適なシステム。
旅へのフットワークも軽くなりそうです。
今度の旅は、「サブレット」のアパート探してみよう!っと思いました。
ところで皆さん、私と主人が提案して始まった「親子の日」について・・・
5月の第2日曜日が「母の日」で、6月の第3日曜日が「父の日」ということで、私たちは7月の第4日曜日を「親子の日」に決めました。
詳しいことは http://www.oyako.org にいろいろな情報がありますので、是非見てください。
写真撮影会に親子をご招待する「スーパーフォトセッション」や、豪華な賞品も用意してある写真やエッセーのコンテストもあります。
是非、参加してください
アメリカ産の主人と日本産の私。人生の出発からお互いが出会うまでは、まったく違った環境だった私たちでしたが、住まいに関しては “窓から見える景色がだいじ”ということで意見が一致。
この一点が二人のシアワセを握る鍵??というのはちょっと大げさですが、二人が住まいを選ぶとき、必ずこだわる点なんです。
「家の中は改造できるけれど、家の外の風景は改造するにも限界があるから」というのが、その理由。
だから、結婚した当時の二人だけだったころから今に至るまで・・・子どもが一人、そして二人と、家族のサイズが変わるのにあわせて引っ越した我が家の自慢は、窓から見える景色でした。

海水でぬれたパンツを乾かしながら日向ぼっこしている友人の後姿です
ちょっと大げさですが、家の中が少々小さくっても、外が広ければ世界を手に入れた感じ!!(思い込み上手なんです)
それから次に大事なことは、収納場所。
家の中に物が散らかっていると集中力が弱まってしまう私は、何でもしまってしまう“しまい魔”(最近はそのしまい場所を忘れることが多くって、家族に迷惑をかけたりしてます)
だから、沢山の収納場所を確保しないと、しまいきれなくなってしまいます。
大きなクロゼットやトランクルームは、私にとっては立派なドレッサーよりも必需品なんです。
もう一つ大事なことは、隔離されてないキッチン。
二人そろって仕事が忙しく訪問客が多い我が家。
打ち合わせのあとにはついでに夕食なんかも一緒に・・・なんてこともしばしば。
だから、ミーティング・ルーム兼リビング・ルーム兼キッチン兼・・・と、何にでも対応出来る部屋は、とっても重宝。
これだけが確保されたら、多少無理なスケジュールの毎日も、シアワセな気分で乗り切ることが出来ます。(と、ゲンキンな私)
勿論、一緒に住んでいる家族が、このシアワセな気分を倍増してくれるんですけど・・・
このブログでcultureを担当するって分かった時から、いつかこの詩を皆さんにも知って欲しいと思っていました。
大好きな金子みすゞさんの詩です・・・

「こころ」
お母さまは
大人で大きいけれど、
お母さまの
おこころはちいさい。
だって、お母さまはいいました。
ちいさい私でいっぱいだって。
私は子どもで
ちいさいけれど、
ちいさい私の
こころは大きい。
だって、大きいお母さまで、
まだいっぱいにならないで、
いろんな事をおもうから。
金子みすゞ
「睫毛の虹」より
Hearts
Even though my mother
Is big and grownup,
My mother’s heart
Must be small.
‘Cause my mother said,
It’s been all filled up with little me.
But even though I am little,
And just a child,
My heart
Must be big.
‘Cause my heart
Can hold my big mother
And still have room for lots more.
きっと、それぞれの思いにつながるのでは・・・・