ボルダー

コーディネーター、ライター。
1978年台東区谷中生まれ。高級和菓子店勤務、ウェブデザイナーなど様々な経験を経て、2004年よりLOHASコーディネーターとして、国内外の会議やイベント、商品開発を手がける。2006年フリーに転向。カナダ留学の経験を生かし、主に北米のLOHAS事情を取材。執筆やセミナーを行う。2007年はボルダーに短期移住し、本場のライフスタイルを実践中。
さて、今日はボルダーで私が一番会いたかった人をご紹介します。
それは「Naturally Boulder(ナチュラリーボルダー)」のスティーブンとセイレーンです。

ナチュラリーボルダーは2004年にボルダーの
ナチュラルプロダクツ(主に食品)を扱うビジネスの支援と活性化を目的として、
ボルダー市が中心となって創立されたオーガニゼーションです。
主な活動内容は、毎月行われるネットワーキングイベントと
毎年10月に開催される「Naturally Boulder Day」、ニュースレターなど。
アメリカにはGreen Business Conference(グリーンビジネスカンファレンス)や
LOHAS Forum(ロハスフォーラム)など、
他にもLOHASに関するものはありますが、
ナチュラリーボルダーの魅力は、
一年に一度だけアメリカ各地から集まるのとは違って、
毎月会うことができるのところ。
年間通してボルダーのナチュラルフードビジネスに関わる人たちとの
ネットワーク作りができるんです!
特にボルダーはとても小さな町なので、一度できたつながりはとても強い。
そして友人の友人は必ずどこかでつながっているので、
どんどん輪が広がっていくのが、肌で感じられます。
前述のスティーブンは、このナチュラリーボルダーのボードメンバーの1人で、
セイレーンは毎月行われるイベントの担当者。
出会いはナチュラリーボルダーの定例イベントでした。
| 3月のイベントはユニークな試みで、 なぜかバンドバトル! スティーブンやセイレーンがバンドに! 普段のメンバーたちの交流会とは 全く違う趣向に みんな最初は戸惑っていましたが 最後は大満足! 大盛り上がりでした。 |
| イベントでセイレーンと記念写真 |
|
| フランク氏のオフィスを訪問 |
また、ナチュラリーボルダーの運営メンバーは全員がボランティア。
だから余計にみんながナチュラリーボルダーにとても熱心で真剣なんです。
しかもボードメンバーはナチュラル業界のキーパーソンばかりで、
これほど強力で心強い支援体制はないかもしれない!!
今年の「ナチュラリーボルダーDAY」は10月25?26日。
今から楽しみです!
■INFO
Naturally Boulder
http://www.naturallyboulderproducts.com/
先日の靴につづき、もう1つファッションのお話。
ボルダーのエコファッションで、
ぜひ訪れたいのが「VICKEREY(ヴィッケリイ)」というお店。
ダウンタウンからバスで10分ほど行ったところにあるお店で、
ヨガウェアから、Tシャツ・ジーンズ、SPAグッズやギフトまで、
幅広く扱うエコ・ブティックです。

ショップのCandice(キャンディス)に色々お勧めをきいたのですが、
一番印象的だったのが、ボルダーのブランド「VERVE」。
もともとオーガニックコットンを使用しているウェアを探していたのですが、
VERVEの注目ポイントは、「誰が作っているか」にあります。
「このウェアは、Grandma(グランマ:おばあちゃん)たちが作っているよ」とCandice。

つまり、昔はたくさん裁縫の仕事があったのに、
多くの企業が海外に工場を移してしまい、
仕事がなくなったおばあちゃんたちを
VERVEのオーナーが雇っているそうです。
タグの裏にはイニシャルがあって、
それぞれの売上は作ったおばあちゃんに還元されるとか!
私の買ったカプリパンツは「BL」なので
「BRENDAブレンダ」さんが作ってくれたパンツということ。
ちなみにウェブをみたら、なんと日本人の名前の方もいてよけいに親近感がわきました!
1.オーガニックコットンを選ぶことで農家を支援、
2.世界の殺虫剤と農薬の削減の一歩に参加、
3.おばあちゃんたちをサポート。
こういうウエアがもっと広がればいいですね。
*以下のページでおばあちゃんの顔が見れます。
http://blog.outdoordivas.com/public/blog/147858
さて、最終的に購入したアイテムは…
?オーガニックコットンジーンズのLoomstate(ルームステイト)のTシャツhttp://www.loomstate.org/

?Under The Canopy のオーガニックコットンTシャツhttp://www.underthecanopy.com/

?VERVEのオーガニックコットン・ヨガカプリパンツ
http://www.verveclimbing.com
?Buddha Noseのハートスプレー
NY発のアロマをベースにしたハンドメイドコスメ。
イランイランの香りがとても落ち着きます。
http://www.buddhanose.com/

■INFO
VECKERY
http://www.vickerey.com/
そう、ボルダーは高橋尚子選手が金メダルを獲ったときにトレーニングしていた場所!
ならば私も走らずには帰れません!・・・と、最近は近所を走ることにしました。
お気に入りなのが、「Boulder Creek Path(ボルダークリークパス)」という、
自転車&ジョギング(またはウォーキング)専用の道。
クリークとは英語で小川のことで、
その名の通りボルダーのダウンタウンを横断する小川に沿って作られています。

全長は約12.5キロ。
普通の車道を通るときは下をくぐるように設計されているので、
信号待ちは一切なし、という優れものです!!
毎年の利用者は約20万人にもなるそうで、
本気で走っている人から、バイクレーサー、
赤ちゃんを専用のバギーに乗せてそれを押しながら走る人、
楽しそうに友達と喋りながらウォーキングを楽しむ人、
利用しているひとも様々です。
横断する道には色々なポイントから入れるのですが、
私は28番ストリートから入って、
4番ストリートくらいまで走って往復しています。
といいながら、半分くらいは歩いるので、
いつも1時間以上かかってしまいます…
(写真は走る前の気合を入れる私)

しかも途中は公園があったり、彫刻があったり、
小川に向かってベンチがあったりで、
なかなか進まないんです(笑)
一番好きなのは最後の数ブロック。
山のふもとまで来て、大自然の中を走る感じなのでかなり気持ち良いです!

高橋尚子さんや有名ランナーがボルダーを選ぶのもわかる気がしました。
高地トレーニングだけが理由じゃない。走っていて楽しいんです!
もっとも彼女たちはさらに標高の高い場所でトレーニングをしているそうですが、
それでも、気分だけはマラソンランナーになった私なのでした。
というのは、私は「服好き」なのです。
それこそ夏や冬のSALEは何万と使い、
雑誌を何冊も読んで流行の服は色も形もチェックしていました。
けれど、やっぱり安いものには理由があるんですよね。
それに、知識が増えれば増えるほど今まで好きだったブランドが
ケミカルの塊に見えてしまう・・・。
服好きとしては悲しいし罪悪感だしで、二重苦でした。
そんな私に朗報!?
ナチュラルプロダクツエキスポを3年見てきましたが、
「エコファッション」は急成長中なのです。
3年前はエコファッションといえばヘンプ(麻)素材ばかりでしたが、
去年はファッション性の高いブランドがどんどん出始め、
最近はリーバイスがオーガニックコットンジーンズをはじめたり、
Pumaが竹の素材を使ったウェアを出したり、
エコファッションのWaveは大手にも広がってきました。
というわけで、服は比較的簡単に手に入るようになりましたが、
なかなか見つけられないのが靴でした。
私は服全般大好きなのですが、特に好きなのが靴なのです。
なのに私は足の甲が広かったり踵のカーブが少なかったりで
ぴったり合う靴を探すのも一苦労。
その私が、買った次の日からガンガン歩け、しかもLOHAS的なのがこの2足!
■◇ 1足目は、「El Naturalista(エル・ナチュラリスタ)」というスペインのブランド。
http://www.elnaturalista.com/
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| ちなみにジーンズはリーバイスECO |
先日LAに行った際に
サンタモニカの直営店で見つけて、
なんとサンプル品で90%OFFでした!
LOHASポイントは
1.植物や樹皮で染められた皮。
2.人間工学に基づいたインナーソール
3.リサイクル天然ゴムを使用したソール
4.ハンドメイドで縫ったステッチ
などなど。
さらにLOGOに使われている蛙は、
環境が悪くなると一番初めに消えてしまう生物。
その蛙を選んでいることでEl Naturalistaの環境への配慮が伝わります。
代表的な「オーガニコ」シリーズから「イケバナ」という日本的なものもあり、
散々試着した結果選んだのは「Nasca」シリーズ。
言わずと知れた“ナスカの地上絵”をモチーフにしたデザインが特徴です。
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■◇ 2足目は、「Pikolinos(ピコリーノス)」という、これもスペインのブランド。
http://www.pikolinos.net/
こちらはボルダーで買ったのですが、
靴底に一目ぼれ。なんと日本語で「自然的なままに…」と書いてあるではないですか!
これは買わなくては!
このLOHASポイントは
1.環境活動を支援するため、いくつものNGOや団体と協力。
2.2003年にはISO14001を所得
3.樹皮やプラスチックでコーティングしていない
などなどです。
さて、こちらのロゴは「アヒル」。
ウェブサイトに寄れば、地球や水や空気のどこでも快適に過ごしているアヒルのように、
あなたの靴も快適に過ごして欲しいという意味だそうです。
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どちらの靴もナチュラルで履きやすい!
そして日本でも入手可能なのが嬉しい!
金曜日に、私の記事やブログに何回も登場している
大好きな石鹸会社Pangea Organics(パンジアオーガニックス)のパーティ
「Natural Selection(ナチュラル・セレクション)」に行ってきました。

パッケージなどのグラフィックを担当しているデザイナーが
実はコロラドで有名なDJらしく、その関係で今度CDをリリースしたんだとか。
パーティはそのお披露目だったのですが、
幸せなことに社長のジョシュワが誘ってくれたのです♪
![]() | 左)創始者・CEOのジョシュワ 顔近すぎです(笑) |
ジョシュワとは展示会などで何度か顔をあわせて以来仲良くなり、
今回ちょっと前に待ち合わせして、買出しなどを手伝うことに。
50個近いライムと大量のイタリアンソーダと氷を買い、
ついた会場は、なんとお洒落なインテリアショップ。
展示しているソファなどに座りまくるなんていいの??と思ったのですが、
こちらではよくインテリアショップとかでもパーティをするらしいです。
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| オーガニックウォッカをオーガニッククランベリーソーダーと割ってくれました |
さて、8時からスタートしたパーティは
その後1時まで続き、
さすがアメリカ、
時間どおりにパーティに来る人なんて
殆どいませんでしたが、
11時ごろには200人以上の人が!
テーブルには化粧水や
ローションが置かれ、
それを試しながら、
DJの音楽をききながら、
オーガニックウォッカを飲む・・・
多くの人がいるのだけど、
ゆったりした空間が心地よかったです。
最初「なんでCD?」
と驚きましたが、
たまにはスキンケアを離れる
頭の柔らかさと、
結果的にその音楽とともに
Pangeaの世界観も伝わって、
さすが、でした。
日本人ってこういうパーティで放流されると、
知らない人とどんな話をすればいいのか、
かなり戸惑うのですが、
最後の片付けも手伝う約束だったので
途中で帰るわけにもいかず・・・
結局5時間、英語頑張りました!!
ボルダーに居るのは英語の向上もあるし、しかもボルダーのデザインや
ナチュラル関係の人たちと沢山話せて、考えてみればとても幸せ。
ついでに来週コールドプロセスの石鹸を作るときに
見学させてもらえることになり、ダブルで嬉しい夜でした。
Pangea Organicsの石鹸は春から日本でも発売予定とのこと。
楽しみですね!

個人的には冬より夏が好きなので、
アナハイムやサンタモニカの気候は大好きなのですが、
滞在後半は「早くボルダーに帰りたい」とボルダーにホームシックになり
たった数ヶ月でボルダーに染まっていた自分にビックリした旅でした。
さて、ナチュラル・プロダクツエキスポは来るのも3年目。
毎年のトレンド、会社の成長や買収劇による宣伝の拡大を見られるのが興味深いです。
実は、自分の成長も感じるのがこのエキスポ。
この3年間LOHASに関する知識を増やし英語も勉強してきたのが、
実践&確認できるんです。
最初はエキスポ自体の大きさにも圧倒されてしまっていたし、
企業もそんなに知らないし、質問もたいしたことができなかったのですが、
昨年は企業名を「聞いたことがある」レベルじゃなくて、
特徴も取り組みも知っていたから、深い質問ができたし、
今年は去年との違いをさらに比較できたり、
友人になるまでの英語が話せるようになっていたり。
日々の積み重ねは目には見えないけれど、
こういう機会があると、ちゃんと力がついていることが確認できて嬉しいですね。

ちなみに今年のEXPOのトレンドは、
なんといっても「ザクロ」!!
英語では「Pomegranate(ポムグラント)」
といいますが、
2006年一年だけで、
450種類ものザクロ関連新商品が
でたというからすごいです!
これに関してはまた書きますね。
写真はザクロジュースのパイオニア
「POM Wonderful」。
可愛いボトルでも人気です。
ナチュラルプロダクツエキスポに参加するために、
カリフォルニアのアナハイムにやって来ました!

このエキスポは以前「カルチャー」でもご紹介しましたが、
アメリカの西・東海岸、アジア(香港)、日本の4箇所で開催している
世界最大のナチュラル商品のトレードショーで、
機能性食品やオーガニック・ナチュラル食品、パーソナルケア、
家庭用品などが世界各地から大集合します。
![]() |
| 展示会に使われている電気は 風力発電でオフセットされています! |
感想:想像以上です。
午後はセミナーに出たり、隣町まで行く用事があったりしたので、最後まで会場にいることができず、
今日はパーソナルケア分しか見終わりませんでした!
残りの食品・衣類・サプリメントは、残り一日で気合で見なくては!
嬉しかったのは、西は初めてとは言っても、
すでに3回目の付き合いになっている出展社も多く、
「ひさしぶり?今回の新商品は何?」と盛り上がったり、
ボルダーの企業にはボルダー話に花が咲き、来週会う約束をしたり、
会うのが楽しみな人が毎回増えていること。
初めてきたときは、あまりの巨大さに圧倒されてわけがわからない部分もありましたが、
今は勝手もわかり、年々楽しみが増えています。
英語も勉強しつづけたのも良かったのかも!

夜はなんと、
ディズニーランドに行きました!
時間もないし今回の目的でもないしで、
いくかどうか、悩みに悩んだのですが、
コンベンションセンターはディズニーランドの
目の前(本当に道を挟むだけ)にあり、
しかもアナハイムが世界最初のディズニーランドと聞いては、
やはりちょっと見てみたいと思い、たった3時間ですが行ってきました!
こちらは50周年を迎えている最初のテーマパークだけあり、
感想は「こじんまり」でした。
驚いたのはつくりが東京のディズニーランドと一緒なんですね!
お城もスペースマウンテンもレイアウトがほとんど一緒でした。
予備知識なしできてしまったので、日本からガイドブックを買ってくるんだった・・・と
少し後悔しました。
というわけで、せっかくきたアナハイムの機会を最大限使うべく、
予定を詰めに詰め込んでいます。
明日は一日エキスポを休憩して、パームスプリングスまで風力発電を観にいってきます!
週末にデンバー美術館に行ってきました。
実は毎月最初の土曜日は、コロラド州に住む人への無料開放日なんです。

ボルダーからデンバーまではバスで1時間。
デンバー美術館は、旧館と新館の2つに別れていて、
新館のHamilton Buildingは昨年の秋にOPENしたばかりで
翼を広げたような建物が特徴的です。
聞いたらネイティブアメリカンの工芸品のコレクションが有名だそうですが、
個人的に感動したのは「Asian Art」のフロア。
海外にいると余計に日本を意識するからか、
やっぱり日本美術に目がいきました。
一番興味深かったのが仏像で、ネパールやインド、
中国や韓国の各文化の仏像が同じフロアに展示されているので、
それぞれの素材の違いや涅槃や白蒙を
フロアを行き来するのことなく比較することができたのが面白かったです。
実は大学時代は美術史を専攻していたのですが、
ほぼ忘れていることにショックを感じました…。
昔何かのコレクションの目録で
「絵画を見て綺麗だと思う気持ちは誰でも味わえるけれど、
知識があればもっと面白い。だから私は絵画の背景を伝えたい。」
という文章を読んだことがありましたが、
本当にもっと知識があればもっと面白かったと思います。
「あ?もっと勉強すればよかった!」と後悔しました!
![]() | 日本の展示エリアでは 日本刀のレプリカを実際に触ってみることも。 結構重かったです! |
幸せなことに、新館で開催している特別展示も「Japanese Art」でした。
なのに、これは最初の旧館に時間をかけすぎて、
なんと閉館の時間になってしまったのです!
きいたら8月までやっているそうなので、絶対見にこなくては。
一番の驚きは、
もう一つの特別展のコレクションに村上隆氏の作品があったこと!
「HIROPON」という彼の代表的なアニメ美少女を極めた作品は
ちょっと衝撃でしたが、なんて日本尽くしなんだろう!と感動しました。
海外で活躍する日本人や作品を見ると、本当に「すごいな」と思います。
そして尊敬と同時に海外で出会う日本人(作品)に嬉しさがこみ上げます。
私は彼らには全然及びませんが、
彼らから色々な人が「日本」を知るように、
ボルダーの人たちが私を通じて、
少しでも日本の良さや面白さを感じてもらえたらいいなぁと思います。
…頑張ります!
■デンバー美術館 Denver Art Museum

http://www.denverartmuseum.org
http://expansion.denverartmuseum.org/