1967年生まれの美術家。数々の美術展での個展や受賞歴があるかたわら、広告、雑誌などへのケーキ製作、コーディネーションを中心に、お菓子レシピの執筆、出版など、お菓子に関わる仕事にも携わっている。2005年の秋に3年間暮らしたL.A.より帰国。現在は娘の育児にどっぷり、てんやわんやの日々。
年度末、ということで、慌ただしい。これから始まることのためにあれこれの準備もあるし、これでおしまいという〆の仕事もあるし。今日は旦那の確定申告に行ってきました。あああ、よかった、ちゃんと終わって。
明日からは娘の入園用意とか。ミシンひっぱりだして、うわばき袋など作るのです。こんな日々、5年前は想像もできなかった。自分の作品アイデアは、ネタ帖に眠少しずつ描きためる、今はそれもまた楽し。
そんななか、行ってみたいなと思っていたワークショップが、日曜日にありました。結局、なんだかんだで行けなくなっちゃったんですけど。場所は本郷にある、ちょっと名前が恥ずかしい、トーキョーワンダーサイト。
それはともかく、こどものためのアートワークショップ、assistantというユニットが、アラベスク幾何学を用いて、パターン群を作る、それも服にしちゃう。できあがったものの写真を見せてもらったら、なんか売れそうな勢いの作品に仕上がっていてびっくりです。
ちなみに、ファッションのユニットじゃないですよ、建築をフィルターとしたアート。コンセプト云々はおいておいて、まさに幾何学といううんとベーシックなかたちで、ユニット建築というか、空間を自分で楽しむ、ということかな。
でも、これだけのもの作るんだったら、うちの子はちょっと若輩者すぎたかも。
ところで、この大本となっている展覧会にも、友達であるキュレーターの仕掛けにも、東京ワンダーサイトという器にも興味があってというか。(現代美術に接している東京都の施設は、この3カ所あるワンダーサイトと、清澄白河にある東京都現代美術館くらい。)
前もそうだったけど、自分が行っていない展覧会にあれこれ書くのは気がひけるので、詳しい事はこちら。
「Lab☆Motion」まだ間に合う、行けるかな。うちから距離にして50キロくらいあるぞ。
そういえば、私自身が参加した展覧会が一年前にあって、それもこのブログで触れていたというのに、結局作品をアップするの忘れていました。忘れていたわけじゃないけど、時間がどんどん過ぎて行ってしまって。
作品は巨大です。コンセプトは敢えてかかないでおきます。
タイトルは「
growing」。
Growing・Chelin /2006/素材:木、発泡スチロール、砂糖、卵、塗料など ところで、このブログも一年続きましたが、これでひとまず打ち止めです。こんなに長くおつきあいいただくことになるとは、書いている本人も思いませんでした。
せっかくなので、近日中にはこのブログをエクスポートして、自分のホームページとブログを立ち上げてみようかな、と思っています。コンピューター歴の年数だけは立派なのに、テクニカルはいまだ若葉マーク並み。まだまだ時間かかるかもしれませんので、もし興味もたれたら、googleなどで検索してみてくださいね。誰かひとりくらいは、アクセスしてくれるだろうと、締まりのない気持ちに枷を作っておこう。
これまでおつきあいいただいて読んでくださった方々、裏で支えてくださったスタッフの方々、どうもありがとう。それでは、また近いうちに会いましょう。
まだLA郊外に住んでいた2年前、
突然思い立って、粘土で作ってみました。 風をすり抜けて自転車をこぎこぎ、ほっぺにあたる空気が緩んできたのを感じます。週末はひな祭り。どうしても仕事の締め切りで手が離せなくて、祭りのメインである娘は、私の実家へ預けられていました。
一応、節分が終わった頃から、小さなお内裏様とお雛様を飾りました。何度教えても、「お姫様」だと言い張る娘。ニュアンス的には、そう大きな間違いともいえないかもしれませんが。
ひと言ふた言、交わして買い物。
特に桃はつぼみがしっかり。
見頃は数日後でしょう。 気分転換に、また、自転車にまたがって、ご近所の買い物へ。
久しぶりに、有機野菜の直売所へ顔を出しました。そしたら、その日は大当たりでした。品揃え豊富でユニークです。
たぶん食用にはもう薹がたってしまったのでしょう。周りまで明るくするような、菜の花が売られていました。
それも、桃の枝を添えて。何の気なしに通り過ぎる人たちも、みな一瞬振り返ります。
根菜や葉ものの野菜のほかにも、ぬか漬け、浅漬け、野菜の乾物などなど。長さ50センチ以上もある、迫力の長いもに魅かれました。
でも、やっぱり眺めるんじゃなくて、食べる事を考えると、とても使い切れないので、涙を飲む。ちょっと大げさか。

切り干し大根とぬか漬け。
人気ありました。
桃の花も菜の花も、
明日はぐっと開きそうです。 お買い上げは、花と、小さくてふぞろいなトマト、それと切り干し大根。 この切り干し、にんじんも入っていて、さらには太かったり、細かったりがまちまち。それがきっと歯ごたえにアクセント付けてくれそう。切り干しはみそ汁にしても、またベーコン、バターと炒めて煮てもよし。中華風のドレッシングに漬けてもおいしいし。
乾物もいくら持つといっても、ただ溜め込んでいては風味がなくなってしまいます。あれこれ大事にしまい込んである大きな乾物袋を見ては、ときどき反省しきり。
今日は、家族で一日遅い、ひな祭り。一日中、親子かわりばんこに大いに遊んで、夕食はちょっとご馳走。
ちらし寿司、菜の花の辛子和え、鶏の立田揚げ、ぶりのお刺身、ごぼうと水菜のゴマサラダ、野菜のてんぷらと、欲張りすぎて盛りだくさん。本当はハマグリのお吸い物を作りたかったのですが、食べるのが私だけなので、しいたけと長ネギが出番となりました。 そして、立田揚げ以外を食べるのはもっぱら大人。 |
これでまた、一年仕舞われてしまうひな人形、なんだか惜しいので、もうちょっと出しておきたいところ。結婚が遅くなるっていうんですっけ?今の時代、もうそりゃ気にしなくってもいいってことで、笑っておきましょう。
週末は、ひさしぶりに東京へ向かいました。何をしにいったかというと、以前、講師をしていた食の専門学校へ、審査員の仕事に行ったのです。
具体的には、あの「料理の鉄人」のようなコンテストを、学校の卒業展で、選抜されたグループが行う、ということです。
余談ですが、アメリカでは、この日本の番組を、思いっきり違う角度から解説つけて、翻訳しなおして放送されていました。さらに、" Iron Chef America "として、オリジナル番組さえ作られていたけど、今もまだやっているのかしらん。


みんなのめり込んで、
納得するまで終わらないのでした。 話を戻しますが、他の審査員といえば、南青山の大きなレストランの総料理長、雑貨店グループの展開する料理部門のプロデューサー、そして3つ星レストランで腕を磨いたホテルの顧問シェフ(ちなみにフランス人)などといった顔ぶれ、まあ、私は明らかに、敢えて畑違いというポジションです。
一応コンテストだから、テーマやコンセプトやチームワークなども大事だけど、お客の側からすれば、やっぱり皿の上だけで満足できるかどうかですね。
今もっている知識とテクニックをフル稼働って感じなのが学生らしい。で、正直、思っていたよりもおいしかった。ちょっと楽しい時間でした。
この卒業展の中には、食育関連で、こども参加ブースもありますよと聞き、親子3人で行ったものの、審査のあいだ、娘とうろうろしていた旦那は、結局それがどこだかわからなかったよう。
そのかわりに、工芸菓子に投票したり、サービスでクッキーもらったりしていたよう。
今はやりの食育、という言葉、捉え方にもずいぶん差があるかもしれません。私としては、ちょっと気恥ずかしさも覚えます。
それは、突然思い出したように行動するものじゃないでしょ、っていうひねくれた気持ちと、やっぱり流行に翻弄されて、単なるスタイルをとってつけている人には見られたくない、といった、冷めた気持ちと。
でも、本当はすごく大事なこと。学校で触れるってことは、まだ10代の学生たちが、あれこれ考えるってことで、そりゃ多かれ少なかれいいに決まっている。ブームになると、つい拒否反応してしまう自分の性格も考えものです。
仕事のあとは、まだ3ヶ月の赤ちゃんが待つ友達の家にお邪魔しました。まだおっぱいがすべての赤ちゃんは、自分を受け止めるお母さんにすべてを委ねている、強いものをぐっと感じます。
それに比べ、もう自分で食べることを選ぶ3歳の娘、こやつはものすごい偏食。両親は節操なく何でも食べるというのに。
食べることを含む生活の基本は、やっぱ自然には覚えないとよくわかりました。教えないと。娘は、ダンスしたり、工作や絵を没頭するのと同じく、料理に興味があるようです。自分で作ったものは、やっぱりよく食べるといいますが、肉団子やオムレツを仲良く作ったりしても、結局あまり食べません。がっかり…。
でも楽しい体験は、いつしか食べる楽しみにもつながるぞ、ともっぱら自分に言い聞かせているところ。体にいいから食べる、のではなくて、食べるものが結果、体によくって、かつ日々のささやかな楽しみになって欲しいです。
ちなみに、この日は写真を一枚撮ったところで、バッテリー切れ。何も撮れませんでした。
というわけで、秋にこの学校で講義した、デコレーションケーキの写真をいまさらアップします。私が広告や雑誌などのために作ってきた、ケーキのデモ実習です。
食育という言葉から受ける印象とは真逆ですけど、こんなアレンジもケーキというものが担えるおもしろさの一部。
あ、ちなみに、中はスポンジとクリーム、ちゃんとおいしく食べられますよ。食べたいかどうかは別として。
みんなの視線にひるんで、ネームが思わずよれました。
これだけ集まると、迫力。