【ぐっすり! 快眠レシピ】健康な体はよい眠りから(1)

【ぐっすり! 快眠レシピ】
健康な体はよい眠りから(1)

あなたは毎日、質の良い睡眠をとっていますか? 厚生労働省が平成12年に行った調査によると、平均睡眠時間7~8時間未満と答えた人は28・4%と多かったものの、年々減少傾向にあり、6~7時間未満の人が28%にも上ることがわかりました。とくに35~44歳の働き盛りの世代では、7時間未満の人が34.4%にものぼり、そのうち約3割は6時間未満で、共働き世帯が増え、仕事、家事、子育て、介護と、多忙な女性の生活が浮き彫りになっています。
現在の睡眠に関して、約8割が何らかの不満を感じており、5人に1人が睡眠に問題があると答えています。そのうちの11・7%の人は1ヶ月以上の長期不眠といわれ、日本の多くが眠れなくなりつつあるという結果に。
よくいわれるように睡眠は、食欲、性欲と並ぶ基本的欲求のひとつで、健康を維持するために不可欠です。しかし、眠れないという人は確実に増加しています。その背景には、昼夜の別なく24時間化した都会型生活や、それに伴うストレスの増加、また、眠りの重要性があまり認識されていないことなどがあります。そのため、自分の体よりも仕事を優先し、眠りたくても眠る時間がないという人、精神的ストレスで眠れなくなってしまう人、さらには、眠ることが無駄だと思う人さえ増えているようです。

人はそもそも、何のために眠るのでしょうか。それは、脳と体の疲れを回復し、機能を正常に維持するためです。 脳や体の細胞は日中のさまざまな活動によりダメージを受け、体内には疲労物質や老廃物がたまります。睡眠は、脳と体を効率的に休ませ、傷ついた細胞を修復し、疲労物質を排出して体のすみずみまで栄養を補給する働きを担っています。
取材・文 / 竹内由美(睡眠改善インストラクター)
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