自分が出した二酸化炭素は、自分でチャラにしてしまおう。

自分が出した二酸化炭素は、
自分でチャラにしてしまおう。

しかし、日々の生活でのCO2排出量をゼロにすることはほぼ不可能。でもCO2を減らさなきゃ!どうすればいい? そこに救世主としてあらわれた方法が今回の特集のテーマ「カーボンオフセット」です。

たとえば、イギリスの航空会社ブリティッシュエアウェイズ(BA)では航空券をインターネットで買う時に、飛行機に乗ることで出るCO2の分のお金が計算され、それを環境NPOに寄付することでカーボンオフセットができます。
2006年12月の時点でこうしたカーボンオフセット取引をあつかう企業、団体は世界で30あり、格付けランキングまで出されています。日本に上陸したのは今年に入ってから。年賀状やスーパーのマイバッグにもカーボンオフセット付き商品が登場しました。
今回の特集では、日本で実施されている私たちの生活と関わりの深いカーボンオフセットの取り組みを取材しました。消費者、市民レベルでカーボンオフセットを広めていくために今年9月に設立された日本カーボンオフセット。その加盟企業であるイオンや西友などのスーパーの取り組み。JTBのカーボンオフセット付きツアー、郵便局のカーボンオフセットつき年賀状。風力発電へのエコファンド。どれも「やってみたい」と思うようなものばかりです。
身近な試みがこれからますます増えそうなカーボンオフセット。来年はブレイクの予感です。みなさんも日々の生活で楽しみながらやってみては?
取材・執筆:阿久津美穂(Slow Media Works代表)
【参考ウェブ】
環境gooカーボンオフセット
日経ecolonomy
A Consumer's Guide to Retail Carbon Offset Providers(英語)
ブリティッシュエアウェイズのカーボンオフセットに関するサイト(英語)
| ※用語解説:「排出権」とは 「排出権」とは、国や企業などが「この量までなら排出してもよい」と与えられた、二酸化炭素などの温室効果ガスの割り当てこと。日本カーボンオフセット(COJ)が取得する排出権は、クリーン開発メカニズムという、先進国が途上国のCO2削減プロジェクトに協力することで削減できたCO2分を先進国が取得できる仕組みによって、手に入れたものです。 詳しくはこちら→http://www.carbonoffset-nenga.jp/clean.html |
![]() スローメディアワークス代表。明治学院大学卒業。在学中にNZの先住民族マオリの研究で大学留学。現在は合同会社スローメディアワークス代表として主にエコ系の雑誌やウェブの編集、執筆等のメディア活動を展開中。http://www.slowmediaworks.net |
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