プラン・ジャパンのスポンサー、扇田悦子さんに、支援のきっかけや、それによって変わったご自身についてなどのお話をうかがいました。
■プラン・ジャパンを知ったきっかけは?10年前くらいに新聞広告で知りました。
私の実家では中学のころから海外の留学生を受け入れていたこともあって、もともと海外の人たちと関わることが好きだったんです。
だから、何か特別にすごいことをするというよりも自然にはじめた感じですね。
■プラン・ジャパンを通じての支援を10年間続けている理由は?私は、「
プラン・スポンサーシップ」という月々3,000円の継続支援に参加しています。
3,000円って友人と食事に行ったりする金額だと思うんですけど、それを1回違うところにシフトすることによって、きれいな水を飲めない人たちが飲めるようになったりすると考えると、気負わずに続けられますよね。
あとはやっぱり、チャイルド(支援している地域の子どもたち)と手紙のやりとりができるのも楽しいです。
年に1回、チャイルドの成長の記録を送ってもらえるんですけど、プラン・ジャパンを通して、その地域にトイレができたり、井戸ができたりしたことを聞くと、直接ではないにしてもやっぱり価値観がまったく変わってきますね。
■チャイルドとの交流
これまでに交流していたチャイルド(ウガンダ)現在のチャイルドはバングラデシュの女の子です。
私は英語で手紙を書いていますが、日本語でも大丈夫。
プランのボランティアの方が翻訳してくださいますが、私は英語で書いて、英語で返事をもらうようにお願いしています。
チャイルドへの手紙何語の手紙でも一度英語に翻訳してくれるので、現地の言葉の手紙、英語の手紙、日本語の手紙というかたちで、全部ホッチキスでとめられて自分のところに送られてきますよ。
一番うれしかったのは、字が書けなかったチャイルドが字を習って、やっと書けるようになりました、といって本人の字で手紙を書いてきてくれたときですね。
■スポンサーになるまでの手続きは?私の場合は、新聞広告を見て資料請求をしたのですが、今はネットで簡単にできます。
まずは資料を送ってもらって、支援コースと支援金額を選んで申込書に記入をして返送するだけ。
それから2週間くらいでチャイルドの写真とかが送られてきますよ。
私も最初はとても大変な手続きが必要なのかな、と思っていたのですが、ビックリするくらい簡単でスムーズにスポンサーになれましたよ。
■プラン・ジャパンの活動で共感できるところは?
地域への支援で井戸ができました
実は私も最初は誤解していたんですけど、プラン・ジャパンの支援制度って、特定の子どもの里親になることではないのです。
自分が例えば毎月5,000円支援金を送ったら、それが直接その子に届くのではないんですよ。
プラン・ジャパンの支援制度は、特定の子どもに支援をするのではなく、地域単位で支援を行うんです。
支援の目的は、その地域の人たちの一人ひとりが自立できるようになることです。
■スポンサーになって思うこと、自分が変わったことは?途上国への支援ってとっても大それたこと、と思われがちなんですけど、実は本当に気軽にできてしまうことなんです。
だからといって周りにそういう人がいるかというと、やっぱり少ない(笑)。
私自身はプラン・ジャパンに参加して10年を超えているみたいなんですけど、自分でビックリしたぐらいです、「ああ、そんなに続けてたんだ」みたいな(笑)、それくらい気軽に自然に続けられるものなんですね。
それと、やはり世界のニュースには敏感になりますね。
地震とかテロとかがあると、やっぱり心配になったりします。
だからといって、自分の支援している地域に関して図書館に行って調べたりはしないんですけど、ニュースになったときとか、ふっと気にかかることはあります。
たぶんそれぐらいの気軽さでいいんじゃないかって私は思っています。
でも、私が「ボランティアに参加したり発展途上国に支援している」とわかると、周りからは「え!? す、すごいよね…」って反応が返ってきたりすることがありますね(笑)。
やっぱりその人たちも、社会貢献が特別なこと、と思っているんでしょうね。
私はいたって気軽にやっているのですが(笑)。
■スポンサーになってうれしかったことは?
イベントの様子
年に数回あるイベントなどで、意識の近い人たちと交流できるのは楽しいですね。
いろんな方にパワーをもらいます。
また、プラン・ジャパン事務局の方とも交流がありますね。
イベントのお手伝いや、手紙の翻訳のボランティアもやらせてもらったりしています。
普通にお勤めされている方や在宅の主婦の方など、さまざまな方がボランティアに参加されていますね。
■プラン・ジャパンを知らない方々に一言
事務局の方と扇田さん興味はあるけれども一歩を踏み出せないことって、私もよくあるのですが、プラン・ジャパンに関しては、考えているより始めてしまったほうがいいのかな、と思います。
チャイルドへの手紙も、書かなくちゃいけない、ではなく、ふとしたときに、ああ書いてみようかな、というレベルでいいと思うんです。
チャイルドの手紙や写真も一緒に送られてくるんですけど、やっぱり写真はうれしいですよね。
だんだん丸い顔が、しゅっとした顔になってたりとか。
女の子から女の人っぽくなっていってとか。
そういう成長の過程を見られるというのはうれしいです。
それと、プラン・ジャパンは政治・宗教に中立でいることもお伝えしておきたいですね。
なので、チャイルドの宗教もばらばらですし、例えばイスラム教徒のチャイルドだったりすると、クリスマスだからってプレゼントを送ってもぴんと来ないと思うのですが、そういうなんかギャップも逆に楽しいんじゃないのかな、と思っています。
友達との食事1回分、自分の習い事1レッスン分で始められる途上国の子どもたちへの支援に気軽に参加してほしいと思っています。
■プロフィール
扇田悦子さん(31歳) 大阪府出身、埼玉県在住。 アパレル関連の会社員。 プラン・ジャパンのスポンサーになって丸11年。 チャイルドとの手紙の翻訳やイベントのサポートなどにもボランティアとして参加している。 |