【ニュース】男ディカプリオ! 環境のために一肌脱いだ
ハリウッドスターたちにとって、チャリティやエコ活動は、もはやマストアイテムのひとつである。レオナルド・ディカプリオも、環境保護に高い関心を寄せている一人。なんせ、ご自宅は太陽光発電だというんだから徹底している。曇りの日はキャンドルで暮らしているのだろうか。ロマンチックじゃあないか。
そんな彼の最新作『The 11th Hour』は、バリバリ環境保護をテーマにした、非常にメッセージ性の強い作品だ。タイトルは「手遅れになる前に」という意味。環境破壊がより深刻化する前に、人類が何をするべきかというテーマについてスティーヴン・ホーキング博士、ゴルバチョフ元ソビエト連邦大統領らのインタビューを交えながら、考察していく。

Leonardo DiCaprio while filming THE 11TH HOUR,
a Warner Independent Pictures release.
Photo credit: Chuck Castleberry(C)2007 Eleventeen Productions, LLC
レオ様は、制作、ナレーション、共同で脚本を手がけるという熱の入れよう。さらに、圧力を受けず、ダイレクトにメッセージを伝えるために、配給会社を通さず、インデペンデント映画としてリリースした。信念を通すためなら、男ディカプリオ、金は惜しまない。自身もかなりの費用を投じているという。
5月のカンヌ国際映画祭におけるプレミア上映会では「環境保護をPRするために、排気ガスをばらまく専用ジェットに乗ってやってくるのはおかしい」などと、記者から意地悪な質問を受けたディカプリオだったが、「重要なメッセージを伝えようと努力している人間に、移動手段を聞いてどうするの? メディアは、つまらないことばかりを書き立てて、議論の方向を見えなくしている」とコメント。そりゃそうだ。骨の髄までエコじゃないと、エコが語れないなら、言うべき資格のある人などいなくなってしまう。家は太陽光発電だしさ、ハイブリッドカーのプリウスをいっぱい持ってるらしいしさ、なんてったってカッコいいしさ。そのあたりで、よしとしようじゃないか。
日本での公開は未定。このテの作品は、どうも敬遠されるらしい。アル・ゴア氏の『不都合な真実』だって、話題になったんだから、この波に乗じて、どうにか公開にこじつけてほしい。
(TEXT:平瀬菜穂子)
平瀬菜穂子が担当する「こちら文化情報検究所」
http://ocntoday.blogzine.jp/column/
『The 11th Hour』公式サイト(英語)
http://www.11thhourfilm.com




































