ゲストの健康を優先させた名門ハレクラニの決断(1)
ゲストの健康を優先させた名門ハレクラニの決断(1)
旅先でもヘルシーな食事を楽しみたい……。そんな願いをかなえてくれるホテルがある。それはワイキキ・ビーチの一等地に立つ、「天国にふさわしい館」という名前のホテル。
最高のサービスを提供するハレクラニポリシー
ハレクラニ・シェフ
ダリル・T・フジタさん
エグゼクティブ・シェフ。「将来的にはすべての食材をオーガニックにするなど、ヘルシー志向のホテルとしての挑戦はまだまだ続きます」
2005年5月から、ホテル内で調理されるすべての食品に対して、人体に有害とされているトランスファット・オイル(トランス脂肪酸)を使わないというプログラムを開始した。
トランスファット・オイルは、マーガリンや菓子づくりに欠かせないショートニングなどに含まれる脂肪酸の一種。消化吸収が悪いうえに、悪玉コレステロールを増加させる働きがあるとされているため、心臓疾患や高血圧などのリスクを高めると言われている。
「信頼できる業者との新たなパートナーシップや、食品の品質や鮮度、味などにおいて従来のレベルをキープするなど、ホテル内で提供しているすべての食品からトランスファット・オイルを取り除くのは容易なことではありません。ですが、ゲストの健康を第一に考える私たちは、敢えてこの新しい試みにチャレンジしました。自家製チョコレートやフレンチのメニューにまでノン・トランスファット・オイルを取り入れたのは、画期的なことです」と、同ホテル、エグゼクティブ・シェフのダリル・T・フジタさんは言う。
日頃は健康に配慮していても、旅先においてまでそれを追求するのは至難の業と誰もが思うところ。だがハレクラニは、至難の業を可能にしてくれた。その根底にあるものは、開業以来、常に最高のサービスをゲストに提供するという、ハレクラニのポリシーにほかならない。
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