アースデイ東京2007レポート!(2)

今年は去年と比べ、日本企業の参加が多かったアースデイ東京。
私たちが知っている、あの企業やこの企業。
けれど、商品は知っていても環境についてどのような取り組みを行っているか、ということに関してはあまり広くは知られていません。
アースデイを通して、そんな企業の地球にやさしい取り組みをご紹介します。
キリンビール

大人も子供の思わずにっこり
してしまうエコジロー
白くてふわふわしたその体は子どもだけではなく、大人も思わず笑みがこぼれるかわいさ。
「実は今まで、企業が発信する環境に関する情報はどうしても堅苦しく、難しいことのように思われていたんです。それが、エコジローが誕生したことによって、その壁が取り払われ、今ではエコジローと一緒に、環境教室、、植林活動をはじめとする水資源保全活動などさまざまな活動を行い、多くの方に参加してもらえるようになりました。
ちなみに、頭から出ているのはホップの芽、もこもこした白い姿はふわふわの泡をイメージしています。
今後もこのエコジローと一緒に様々な形でキリングループの環境活動をみなさんに見ていただけると思います」(広報担当小倉さん)
代々木公園からキリンビール本社のある原宿、渋谷にかけてのクリーンアップアクションでも大人気のエコジローでした。
京セラ
現在、世界各国で設置される太陽電池の約1/10を製造している京セラ。
その半数は日本ではなく環境への取り組みが社会的に進んでいるドイツを始めとするヨーロッパへ輸出されます。
日本は約30万軒の一般住宅に太陽電池が設置され、世界一太陽電池が普及している国だったのですが、現在はドイツに抜かれてしまいました。
ドイツを始めとする欧州各国では、設置に関してのユーザー負担を大幅に削減する補助制度が浸透しており、太陽電池導入量が大きく伸びています。一方、導入補助制度(住宅用太陽光発電システムのみ)を一昨年に終了させた日本では、残念ながらその普及にかげりが見えてきています。

太陽という自然の恵みを最大限に生かしたエコエネルギー。
普及が進むことで、温暖化を始めとする環境問題の解決につながります。京セラのこれからの躍進に期待!
サッポロビール
サッポロビールのブースでは、「協働契約栽培」の取り組みについて紹介。
原料となる自慢の麦芽とホップも展示されていました。
![]() ビールの原料ホップは実は 花のつぼみ | ![]() そのまま食べてもおいしい麦は 高品質の証 |
「サッポロビールは創業当時から自ら栽培した大麦を用いるなど、おいしいものを作るためにはまずは原料からという意識が根付いているんです。
そして現在、ビールの原料となる麦芽とホップは100%協働契約栽培になりました。
協働契約栽培とは私たち『フィールドマン』と呼ばれる、サッポロビールの社員と生産者が直接コミュニケーションをとりながら協力して、共に品質のいい原料を作っていく取り組みです。
現在は日本、ドイツ、オーストラリアなど、世界中で協働契約栽培を実践しています。どの国の生産者もサッポロビールのためだけではなく、おいしいビールを作りたいという気持ちから協力しているんだと言っていますね」(サッポロビール フィールドマン大串さん)
“品質は畑から”というサッポロビールの精神は創業当時から引き継がれているものだったのですね。
MTV

この収録に使用される電力ももちろん天ぷら油をリサイクルしたベジタブルディーゼルフューエル(VDF)を使用。また、港区六本木のMTVでは4月22日のアースデイ終日、 番組制作に使用する電力に、グリーン電力を利用し、このような一連の活動を行うことによって地球環境保護への呼びかけを行っていました。
TVをはじめとするメディアの社会的影響力を考えると今回のように、エコとメディアのつながりが深くなり、より多くの人に環境について考えるきかっけを伝えていくことが必要なのではないでしょうか。
宝酒造

宝酒造×ペロタクシーによる、ペロタクシー乗車体験を実施。
ペロタクシーとは1997年にベルリンで誕生した環境にやさしい人力三輪車で 廃棄ガスが出ない次世代の乗り物。ドイツを中心にヨーロッパ各地で、市民や観光客に親しまれ、日本では2002年に京都で運行が始まり、今では六本木、横浜、名古屋など日本各地で見られるようになりました。このエコな乗り物ペロタクシーに子どもたちは興味津々。
ペロタクシー乗車前は親子連れに大人気でした。
アウトドア・ビレッジ(A&F)

このコンサベーション アライアンス ジャパンとはA&F、パタゴニア、THE NORTH FACEなどアウトドア企業が、アウトドアフィールドを中心とした自然保護・環境団体などを支援している団体のこと。
現在10社を超える企業が参加をしています。
「僕たちアウトドア企業は自然に反することをやっているのだと見られがちです。
その見方を変えるためにもアウトドアを楽しむ環境を与えてくれる自然に対して貢献をしていきたいと思ったのです」(A&F牛田さん)
自然を楽しむだけではなく保護をしていこうという姿勢。
環境保護の根底には自然に対する深い愛情を持つことが必要なのですね。
私たちひとりひとりが、エコを考えて行動していくことは、もちろん大事なことです。
しかし、企業が環境問題に力を入れるだけで社会に、もっと広く、もっと早く、影響を与えることができます。
「同じものを買うなら、エコに力を入れた企業の商品を買いたい」
私たち消費者が商品を選ぶ際の基準の中に「エコ」という考えを加えることによって、企業がエコに力を入れる意味がさらに大きくなっていくのではないでしょうか?
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