「ゴールは、製造するすべてのものに対して環境的責任を取ること」 パタゴニア
ゴールは、製造するすべてのものに対して
環境的責任を取ること
パタゴニア
環境に対する真摯な取り組みで世界的に知られる、アウトドアブランド「パタゴニア」。
今ほど、世間で地球環境の意識が高くなかった時代から、環境への取り組みを幅広く行っている、いわば先駆者的な存在です。
![]() イヴォン・シュイナード PROFILE パタゴニア社 創業者、オーナー。 すべてのコットン製品をオーガニックに切り替えたり、他社に先駆けてペットボトルからの再生繊維を使ったフリースを販売したりするなど、製品品質と環境を重視する経営で知られる。2001年には、売上高の1%以上を環境保護団体に寄付する企業同盟「1% For The Planet(TM)」(地球のための1%)を共同設立。2005年からは、「つなげる糸リサイクルプログラム」をスタートさせ、テキスタイル業界での完全循環型のリサイクルを目指す活動をしている。 |
それは、それまでのクライミング・スタイルを一変する、画期的なできごとでした。
1993年には、世界で初めて使用済ペットボトルをリサイクルした素材を使ったフリースの製品化に成功。
1996年には、すべてのコットン製品をオーガニック・コットンに切り替えました。
イヴォン・シュイナード氏はパタゴニアのオーナーであると同時に、クライマーでもありサーファーでもあるという、アウトドアスポーツをこよなく愛するアスリート。
シュイナード氏をはじめ、パタゴニアにはそういったアウトドアに深い親しみを持っている社員が集まっています。
普段から自然をよく知り、親しみ、その恩恵を存分に味わっているからこそ、誰よりも地球環境への危機感が強いのかもしれません。
イヴォン・シュイナード氏が2001年に共同設立した、「1% For The Planet(TM)」(地球のための1%)は、売上高の1%以上を環境保護団体に寄付する企業同盟。
「地球のために1%寄付することは、自分たちに課す義務、つまりは税金だと思っています。パタゴニアで1年間におよそ350の団体に寄付していますが、小規模なグループ、特に優良な活動をしているNGOに寄付するのがいちばん有効だと思っています」(シュイナード氏)。

日本初のシュイナード氏の講演会。真剣ながらも時おりユーモアを交えたスピーチに、シュイナード氏の人柄がうかがえました。
会場にはシュイナード氏のファンと思しき、アウトドアウエアに身を包んだ人も多数。パタゴニアのブランドそのものの魅力はもちろん、シュイナード氏のパーソナリティの力も偉大。
着古したパタゴニア製品を回収し、新製品の原料へリサイクルする試みです。
2010年には、ほとんどの製品をリサイクルした素材、またはリサイクル可能な素材から作れるように、研究開発を行っています。
パタゴニアでは、「製造するすべてのものに対して環境的責任を取ること」を最終的なゴールとし、着実にそれに向かって進んでいます。
「消費者は地球にやさしいものを選ぶ権利がある。生活を変えることを恐れるのではなく、何かやろうと思えばできるのです。政府を頼ることなんてできませんからね」(シュイナード氏)。
パタゴニアが、ビジネスという手段を使って環境に真剣に向き合うことができるなら、私たちは、商品を選ぶという行為で、地球への負担を少しでも軽くすることができるはずです。
![]() パタゴニア http://www.patagonia.com/japan/ |
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