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北欧デザインをめぐる旅 vol.5 人びとの暮らしを取り巻くスウェーデン・カルチャー

マイローハス/ロハスドットネット 北欧デザインをめぐる旅・人びとの暮らしを取り巻くスウェーデン・カルチャー

マイローハス/ロハスドットネット 北欧デザインをめぐる旅・人びとの暮らしを取り巻くスウェーデン・カルチャー
人びとの暮らしを取り巻くスウェーデン・カルチャー

(TEXT:透みきこ)


ストックホルム・リポート最終回は、人々の暮らしを取り巻く、カルチャーにスポットをあててお届けしたいと思います。

リサイクルにも北欧デザインを取り入れる

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クラリオンホテル近くのスーパー。レジの付近に、カラフルなリサイクルボックスTOMRA社製)が。右側のボックスは空き缶用、左側のボックスはペットボトル用です。各ボックスの中に、空き缶やペットボトルを入れてグリーンのボタンを押すと、インセンティブとしての還元機能の設定により、クーポンやポイントカードの還元が出てくるしくみになっています。
こんなカラフルでポップなデザインなら、リサイクルもワクワクと楽しめますね。




北欧デザインのパワーは
活気あふれるSALUHALLから

http://www.saluhallen.com/

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Oustermalms(エステルマルムス)広場に面して建っている市場。赤レンガの外壁で看板もないので、中へ入ってみないと市営市場とはまったくわからない概観。私は、ポストオフィスかと思いました(笑)

SALUHALL (サールハッル)はスウェーデン語で市場という意味で、野菜、フルーツ、お魚、お肉など新鮮で元気な食材がいっぱい!
ステキな北欧デザインの源は、こんな美味しい食材から来ているのかもしれません。

かわいいディスプレイに誘われて見つけたのが、80周年記念のチョコレートショップ“Betsy Sandberg”。
接客していただいたお店の女性の会話から、彼女が80年の歴史をとても誇りに思っていること、そしてディスプレイに工夫していることがわかり、とても感激しました。

Betsy Sandberg
http://www.betsychoklad.com




“Semla”でエネルギーアップ?

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甘く、美味しいお菓子に目がない!そんな私が、ストックホルムデザインウィーク2007のオフィシャルガイドブックの中にある写真に目が釘付けになっていました。
それは「Semla(セムラ)」という名前で、シュークリームのようなお菓子の写真。説明によると、マジパン(アーモンドをすりつぶし、砂糖などを混ぜて半固形状にしたもの)と生クリームの入ったパン。
スウェーデン観光局のSylvie(シルビー)さんに聞いてみると、Semla(セムラ)は、毎年2月にスウェーデンの人が食べる アーモンドクリームと生クリームが入った丸いパン。古くからSemla(セムラ)の日というのがあってスウェーデンの伝統的な行事だそうです。昔は火曜日だけに食べたそうですが、最近は毎日お店で売っているので、いつでも食べることができるようです。
そしてクリスマスが終わると、すでにお店でSemla(セムラ)が売り出されるそうです。なんだか日本のバレンタインデーに近いものを感じますね。またSemla(セムラ)を家庭で作る人もいるそうですよ。

私はホテルの近くで見つけたお洒落なペイストリーショップで購入し、トライしてみました。巨大なシュークリームのようなパンから、あふれでる生クリーム。そして生クリームの下には、ほのかな洋酒の香りがするアーモンドクリームがたっぷり。甘い誘惑に誘われ、あっという間に平らげてしまいました。すると、いつしか体がポカポカに。
お店の女性によると、
「最近はイースター前の火曜日にだけ食べるんじゃなくて、寒いからエネルギーを上げるために、毎日食べるのがオススメよ!」。
思わず、納得!してしまった私です。

Gunnarsons Specialkonditori,Gotgatan92, 118, 62 Stockholm
Tel.+46(0)8-641 9111




和みの灯りから北欧デザインを思う

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ストックホルムに来て感じたのが、灯りが生活の中で自然に、溶け込んでいるということです。
例えば、慣れない旧市街をひとりさまよっているときに、見つけたカフェ。チョコレートブラウン色の壁に誘われ中へ入ると、テーブルには暖かいキャンドルの灯り。熱いコーヒーを飲みながらふと窓から外を見ると、向かいの建物の2階にはステキなウィンドウディスプレイ。思わず微笑んでしまう瞬間。ホテルの朝食のテーブル。街中のコーヒーショップ。夜の街灯や家の窓辺からさしてくる灯り。ストックホルムの冬は、寒く厳しいけれど、その暖かい灯りで、私の心も体も照らしてくれました。

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そもそも、この世界に存在するものは光があるから、感じることができます。そして、デザインを表現する色や形や素材は、光があるからこそ、感じられます。光を大切にしている北欧の人々は、無理なく自然と調和する美しい暮らしを潜在的に知っているのかもしれません。
そしてデザインに人間を合わせるのではなく、人間にデザインを合わせる。ファッションに例えるなら、服に体を合わせるのではなく、あくまでも体に服を合わせる視点。北欧のデザインは、人にやさしいデザインだから無理なく、人の生活にとけ込んでいるのかもしれないと感じました。
家具は服のように毎日着替えるものではないので、自分が、何を心地よいと感じているのかをみつめ、選択することがとても大切。でも、それが明確であれば、自分のベスト空間を作ることができる。お気に入りの北欧デザインの家具につつまれた空間は、自分にやさしく、きっと最高に心地よいものなのではないでしょうか?

今回、ストックホルム・ファニチャーフェアの取材をとおして、生の美しい北欧デザインに触れ、あらためて自分らしく、自然に美しく暮らすことの大切さを学びました。

マイローハス/ロハスドットネット 北欧デザインをめぐる旅・ストックホルム・ファニチャー・フェア


12 April, 2007 |

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