ローハスな手習い
ヘルシー&ビューティの味方、ぬか漬けの作り方。「ぬか床から、キュウリやナスをとり出す、あの瞬間がたまらない」。
手作りぬか漬けに夢中になっている友人のひとこと。彼女はいま、まるでペットのようにぬか床を慈しんでいます。
ぬか床は毎日かきまぜて空気に触れさせることが大事。かきまぜる回数が少ないと、ぬか床が酸っぱくなったりカビが生えるなどの原因になります。手間がかかるだけに「なんだか面倒」とも思われ、多忙を極める現代の働く女性たちには敬遠されがちです。
ただ、この手間がだんだんくせになって病みつきになるのも確か。くだんの友人もそんなひとりで、長期の海外出張や旅行で家をあける際は、ぬか床を知人に預けて面倒をみてもらうほどに(本当にペット感覚!)。それに、飽食三昧だった彼女がいまでは「ぬか漬け、白ご飯、お味噌汁があれば、それだけで幸せ」といいます。その素食のおかげか、すっかりスマートにもなりました。
素食だからスマートになった……というだけではないのかもしれません。ぬか漬けの効能を調べてみると、意外なことがわかりました。野菜をぬか漬けにすると、ビタミンB群の含有量が増えるらしいのです。
なぜなら、ぬか床に使う米ぬかはビタミンB群の宝庫だから。ビタミンB1は、疲労回復に役立つ栄養素。ビタミンB2は体の代謝機能を活発化し、脂肪の沈着を防いで余剰脂肪をすばやくエネルギーにかえてくれるため、肥満を予防する働きがあります。また皮膚や粘膜を健康に保つために必要な栄養素でもあり、肌荒れやにきび予防にも役立ちます。
ぬか床の下地である米ぬかには、ビタミンB群以外にも、たんぱく質、脂質、繊維質、カルシウム、リン、鉄、ビタミンA(カロティン)、ナイアシンなどを豊富に含んでいます。生野菜をさらにスーパー野菜にしてくれるのが、ぬか漬けなのです。
なにやら奥深そうなぬか漬けの世界。早速、今回の手習いの題材に選んでみました。
とはいえ、MYLOHAS世代は、仕事におしゃれにとなにかと忙しい。そんな女性たちでも、きちんとぬか漬けが作ることができる、かわいいキッチングッズを見つけました。その名も『ぬかまるこ』(テクノム)。ホーロー素材で見た目もキュート。
なにより、ハンドルグリップでぬか床をかき回す際に直接ぬか床を触らなくていいので、手が汚れないという点が優秀! つけ込んだ野菜を取り出すときも、菜箸を使えばOK。ネイルなど爪先まで美にこだわっている女性にも、うれしい心づかいです。
 『ぬかまるこ』のハンドルグリップを時計回りにまわすだけで、ぬか床に触れることなくかき回すことができます |  |
では早速、この『ぬかまるこ』でぬか漬けにトライしてみましょう!
作り方1 野菜を用意します。キュウリ、ナス、カブ、ダイコン、キャベツ、ニンジンなど。色づく少し前のトマトや、アスパラ、ピーマン、長いもなどもぬか漬けにできます。
2 市販の熟成ぬか床を使用するのが一番簡単な方法。熟成ぬか床2kgを『ぬかまるこ』に入れ、ハンドルグリップを回し、ぬか床をよくなじませます。
3 手のひらやまな板に塩をまぶし、野菜にすりこみます。そのあと水洗いして塩を流します。(熟成ぬか床の種類によっては、塩もみの必要がないものもあります)。
4 カブは茎を2~3cmつけて切り、塩揉みします。大きいものは、縦半分に切ると早く漬かります。ニンジンは薄く皮をむいて切り込みを入れます。
5 野菜をぬか床に入れます。漬け込み時間は野菜によって異なりますが、キュウリ、キャベツ、ピーマンは6~8時間、ナスやカブは8~10時間、ダイコン、アスパラガスは10~12時間、ニンジンは1~2日という漬け時間を目安に。
6 『ぬかまるこ』のハンドルグリップは内側に折り畳めるので、このままシール蓋や蓋をしてコンパクトにしまうことができます。(常温での保存はホーロー蓋を、冷蔵庫でぬか床を管理する際はシール蓋をしてください。ぬか床の腐敗の原因になるので、ホーロー蓋とシール蓋の併用はしないでください)。
7 漬かった野菜を切って盛りつけます。早く漬けたいときは、野菜を半分に切って漬けてみて。また冬場は漬かりにくいので、漬け時間を長めにしましょう。
8 くんたま(薫製卵)ならぬ、ぬかたま(ぬか漬け卵)もおいしい! 固めにゆでた卵を、よく冷まして殻を剥き、8~10時間つけ込みます。ほのかな塩気と酸味が絶妙です。
ホーロー素材で、シルエットもかわいい『ぬかまるこ2 』¥9,240 (税込)。
直径22.4cm(持ち手部分含む26.7cm)、高さ20.2cm(シール蓋時15,5cm)、重さ1.35kg、適正容量2.9kg。
問い合わせテクノム
TEL:0428-21-0555
http://www.d3.dion.ne.jp/~technom/