水しか出さない究極のエコカー

水しか出さない究極のエコカー
ダイムラークライスラー(ドイツ・ハンブルグ)
水素と空気中の酸素を使って電気を作って走り、排出するのは水だけ(!)という夢のようなクルマがあると聞いて、欲しい!と思う人も多いはず。
そんなエコ・コンシャスな人たちに朗報なのが、この夏、ダイムラークライスラー社がドイツ・ハンブルクで開いた“燃料電池車”のワークショップだ。

研究中の新型燃料電池車は、家族で自然の中に出かけてリラックスすることがコンセプトになっている
鼻先に大きなスリーポインティッドスター、いわゆる“ベンツのマーク”がなければ、メルセデスベンツのクルマだと分からない人もいるかもしれない。
カギをもらって走り出すと、意外にも普通に走れることに驚いた。夢のエコカーというからには、もっと未来的な乗り味を想像していたのだけれど、普通のクルマと同じようにアクセルを踏めばすーっと走り出すし、ブレーキもハンドルも、いたって普通。
ちょっと拍子抜けしてしまったけれど、自動車が100年あまりの間に進歩してきたことを考えると、産声を上げたばかりの燃料電池車が普通のクルマと同じように走れるってことは、じつはすごいことなのだ。

一目見ただけでは普通のバスと区別がつかないけれど、走り出すと音もなくすいーっと走る燃料電池バス。新たなエネルギー社会の可能性を感じる
都市バスだけではなく、将来的には船までも水素で動かすことを考えているそう。もちろん、水素の作り方も考えていて、ハンブルクにあるハイソリューションという会社は、海上にある風車を使って発電したクリーンな電力で水素を作ろうと計画している。
さて、ここまでクリーンなクルマがあるならば、次に気になるのはいつごろ私たちの手元に届くかだ。
実際に「F-Cell」を走らせた感じでは、今でも充分普通に走れそうだけれど、2009年にはさらに研究の進んだテスト車を作って、なんと2012年には市販する予定だとか。
排ガスのにおいや騒音がなくなる日も、そう遠くはないのかもしれない。
ダイムラークライスラー
http://www.daimlerchrysler.co.jp/





































