変化しつづける自分をいとおしんで 原田知世さん

いつ見ても、変わらない。けれど、どんな色にも染まることができる。
それは、やわらかい心で時の流れを受け止めているからこそ、できること。
この夏公開の映画は、戦時中を精一杯生きた平凡な女性の、小さな青春物語。
彼女の持つ永遠の初々しさを、そして新しい色を、楽しみたい。
年齢という枠から解き放たれたひと

原田知世さん独特の存在感、エイジレスな魅力がそうさせているのは間違いない。
映画のスクリーンの中でも、彼女は、じつにやわらかな存在。
最新作『紙屋悦子の青春』では、第二次世界大戦下の鹿児島を舞台に、女学校を出たばかりの初々しい娘を演じている。
これがまた、紙屋悦子という二十歳そこそこの女性が、本当に存在しているかのように見えてくる。ひっつめ髪で化粧っ気もない、質素なもんぺ姿が、かえって彼女の素の美しさ、少女のような可憐さを引き立てていた。
「そう見てくださったとしたら、監督さんが上手だからですよ」
そんな風にさらりと言う。なんとも気負ったところがない。

まぁ、映像的に見た目にはいろいろ問題はありますけど(笑)。毎年、自分の内面もどんどん変化してるんで、その時その時にしかできない役があると思うんです」
「映画の現場、本当に好きですね。その時々の出会いを大切にしたい。振り返ってみたらいいカタチで足跡ができていたらいいかなあって。何年か先、こうなるためにこうしようってあまり考えないですね」 あせったり気負ったりすることはないのだろうか。 「今の自分が幸せだなあって、ずっと思っていたりするんで。いつでもいろいろなことに対応できるような心と体の状態を作っておいて、その時がきたらひとつひとつ、100パーセントの力を出し切って挑みたいんです」
いつでも対応できる心と体を作っておく
“その時”を逃さないためにいちばん大切にしているのは、ストレスをためないことなのだという。
「お天気がよくないとそれだけで気分が沈んだりするけど、そこで思い切って誰かに電話するとか、気分を持ち越さない。転換させると、旅すること……ささやかな日々の楽しみを見つけること」
『紙屋悦子の青春』の撮影秘話など、原田知世さんのインタビューはまだまだ続きます!
詳しくは雑誌『MYLOHAS』vol.12にて!





































